ルカ・ジンガレッティ(Luca Zingaretti、1961年11月11日 - )は、イタリアの俳優・声優。本国イタリアでは、作家アンドレア・カミッレーリの推理小説「モンタルバーノ警部シリーズ」を原作とし、1999年から放送されている人気テレビシリーズ『モンタルバーノ 〜シチリアの人情刑事〜(イタリア語版)』の主演俳優として知られる[1]。
略歴
大学で心理学を学んでいたが、その道を諦め、1982年にシルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミー(イタリア語版)に入学して演技を学ぶ[2][1]。卒業後は舞台俳優としてキャリアを積み、1987年に映画『Gli occhiali d'oro』でスクリーンデビューする。
2003年のアニメーション映画『ファインディング・ニモ』のイタリア語吹替版で主人公マーリンの声を担当し、第59回ナストロ・ダルジェント賞(イタリア語版)の吹替賞を受賞[3]。
2010年の映画『我らの生活』と『Il figlio più piccolo』の演技により、第65回ナストロ・ダルジェント賞(イタリア語版)で助演男優賞を受賞(『あしたのパスタはアルデンテ』のエンニオ・ファンタスティキーニと同時受賞)。
私生活
政治家ニコラ・ジンガレッティ(イタリア語版)は弟[1]。
最初の妻は、脚本家スーゾ・チェッキ・ダミーコの孫で、作家でジャーナリストのマルゲリータ・ダミーコ(イタリア語版)である。マルゲリータとは2004年に別居し[1]、その後離婚している。
2番目の妻で女優のルイーザ・ラニエリ(イタリア語版)とは2005年のテレビ・ミニシリーズ『対独パルチザン戦線1943 -ナチス包囲の島-(イタリア語版)』での共演がきっかけで出会い、2012年に正式に結婚した。2人の間には2011年に娘エマが生まれている[4]。
主な出演作品
出典
外部リンク
イタリア語版ウィキクォートに本記事に関連した引用句集があります。