マラニョン(Maranhão)ことルイス・カルロス・ドス・サントス・マルチンス(Luis Carlos dos Santos Martins、1984年6月19日 - )は、ブラジル・マラニョン州サン・ルイス出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。
Jリーグ時代の登録名はマラニョン[1]、Kリーグ時代の登録名はマラニャン(ハングル: 마라냥)[2]。
来歴
クラブ
サンパウロ州の小クラブを転々としていたところ、2008年6月、外国人補強が急務となっていたJ2・ヴァンフォーレ甲府からの誘いを受け、セルトンジーニョFCから半年間の期限付き移籍で加入[3]。移籍制限解禁となった後のJ2リーグ第26節・ロアッソ熊本戦に先発出場し、前半19分に来日初得点を挙げた。
2009年に甲府に完全移籍した。同シーズンはリーグ戦48試合に出場し、19得点を挙げ、チーム得点王(得点ランキング5位タイ)になる。2010年、J2リーグ第9節のコンサドーレ札幌戦でハットトリックを挙げるもこの試合で負傷してしまい、以降調子が上がらないままシーズンを終了。3トップ採用の甲府ではFWもしくは左ウィングとして起用されていた。
2011年、J1に挑むクラブが新たにブラジル人選手1人と契約をしたため外国人選手枠の関係(マラニョン、ダニエル、パウリーニョ、フジネイの4名)で契約できず、弾き出される形となり東京ヴェルディへ1年間の期限付き移籍で加入した[4][5]。シーズン終了後、レンタル期間満了につき東京Vを退団[6][7]。
2012年より、蔚山現代FCへ期限付き移籍した[8]。
登録名の「マラニョン」はブラジル東北部の州の名前で、ブラジルでプロになったときからマラニョンと自身の出身州の名前で呼ばれていた。
2015年7月27日にタイのソンクラー・ユナイテッドFCへ移籍が発表された[9]。しかし原因不明であるが、2015年8月5日に日本のヴァンフォーレ甲府へ5年半ぶりに復帰することを発表した[10]。
2016年、江原FCに移籍した。
所属クラブ
個人成績
脚注
関連項目
外部リンク