ライオネル・ジェラルド・グリーン (Lionel Gerald Green , 1994年 11月11日 - )は、アメリカ合衆国 の男性 プロレスラー 、ミュージシャン 。メリーランド州 出身。AEW にてリオ・ラッシュ (Lio Rush )のリングネーム で所属。
経歴
生い立ち
両親はゴスペル歌手 で、子供の頃の寝室は父親のレコーディングスタジオの上にあった。5歳の頃からプロレスラーを目指す。10代から20代前半にかけてメンタルヘルス に苦しみ、数日間入院しなければならないほど重症化した時期もあった[ 1] 。
インディ団体
MCW (英語版 ) のトレーニングセンターでプロレスの基礎を学び、2014年にパトリック・クラーク とタッグチームを組んでMCWでデビュー[ 2] 。当初のリングネームは「リー・グリーン」だったが、プロモーターから反対されすぐに「レノン・ダフィー」に改名した[ 3] 。7月18日にシェーン・シャムロック・メモリアルカップの6ウェイマッチで勝利。9月3日にはクラークと共にMCWタッグチーム王座を戴冠したが、13日後に陥落した。
以降、エボルブ やプロレスリング・ゲリラ でも活動した。
CZW
2014年12月31日にコンバット・ゾーン・レスリング (CZW)へ参戦し、シングルマッチでかつてのパートナーであるクラークに勝利した。
2017年5月13日にはCZW世界ヘビー級王座 を戴冠したが、17日後にデイビー・リチャーズ に敗れ陥落した。
ROH
WWE
WWE退団後
AEW
新日本プロレス
WWE退団後、NJPW STRONG で活動。
2022年10月29日にRumble on 44th StreetにてYOH との共闘を仄めかし、『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022 』にYOHとタッグで参戦。トーナメント戦を順調に勝ち進み、決勝でエース・オースティン &クリス・ベイ 組を破り優勝。
2023年1月4日のWRESTLE KINGDOM 17 にてTJP &フランシスコ・アキラ 組が保持するIWGPジュニアタッグ王座 に挑戦するも、パートナーのYOHが敗れタイトル獲得ならず。その後、3月21日に高橋ヒロム が保持するIWGPジュニアヘビー級王座 に挑戦。王者をあと一歩のところまで追いつめるも敗戦。
その後、10月9日のDESTRUCTION in RYOUGOKU で行われるIWGPジュニアヘビー級選手権(王者・高橋ヒロム、挑戦者・マイク・ベイリー )との3WAYマッチに挑む予定だったが、体調不良により10月3日以降の大会を欠場[ 4] 。両国大会本番までに復帰できず大会欠場となり、YOHが代替出場となった[ 5] 。また、連覇の懸かっていたSUPER Jr. TAG LEAGUEも欠場となり、当時みちのくプロレス に所属していたMUSASHI がYOHの指名を受ける形で代替参戦した[ 6] 。
2024年3月現在、新日本プロレスの選手プロフィール一覧に記載されておらず、新日本ならびにCHAOS内での去就は不明。
2024年5月現在、5月11日(現地日付)にアメリカで開催されるResurgenceにて、元WWE 所属のムスタファ・アリ とのシングルが予定されており、アリもX(旧Twitter)でメッセージ動画を投稿している[要出典 ] 。
得意技
ドラゴンコール
カム・アップ
ロープに向かって走り、サードロープに太腿から座りこむように飛び乗り、反動を利用して跳躍し、相手の顎に飛びつきスタナーを浴びせる技。新日本参戦以降はラッシュアワー という名称で使用している。
ドラゴンコール
仰向け状態の相手に対し、コーナー最上段から放つ開脚屈伸式・ダイビング・ボディプレス。新日本参戦以降はファイナルアワー という名称になり、メインフィニッシャーとして使用している。
スピニング・アンプリティアー
ダブル・チキンウィングの体勢から相手共々反転し、勢いよく切り揉み回転を加えて相手を顔面からマットに叩きつける'コークスクリュー式変形アンプリティアー' (キル・スイッチ)。2017年以降愛用する得意技
タイトル歴
AAA
CZW
DDTプロレスリング
ハウス・オブ・グローリー(HOG)
MLW
MCWプロレスリング
MCWレイジTV王座(1回)
MCWタッグチーム王座(1回)
シェーン・シャムロック・メモリアルカップ優勝(2015、2016年)
新日本プロレス
ROH
トップ・プロスペクト・トーナメント優勝(2016年)
WWE
脚注
外部リンク