ラーム・チャラン (Ram Charan, 1985年 3月27日 [ 1] - )は、インド のテルグ語映画 で活動する俳優 、映画プロデューサー 。テルグ語映画界で最も出演料が高額な俳優の1人に挙げられている[ 2] 。
2015年7月に航空会社TruJet の設立に参加[ 3] 、2016年には映画製作会社コニデラ・プロダクション・カンパニー を設立する[ 4] 。また、ポロ チーム「ラーム・チャラン・ハイデラバード・ポロ・ライディング・クラブ」のオーナー[ 5] 、MAA TV の取締役を務めている[ 6] 。
人物
1985年にテルグ俳優チランジーヴィ の息子としてマドラス(現在のチェンナイ )に生まれる。ラームはアッル・ラーマリンガイヤ の孫であり、コニデラ・ナゲンドラ・バーブ 、パワン・カリヤーン (英語版 ) 、アッル・アラヴィンド の甥に当たる。従兄弟にはアッル・アルジュン 、ヴァルン・テージ 、サーイ・ドゥルガー・テージ (英語版 ) がいる。チェンナイで初等教育を修了し、オーティの高等学校に進学する。2011年12月1日にプラタープ・C・レッディ (英語版 ) の孫娘でアポロ・チャリティ副会長、Bポジティブ・マガジン編集長を務めるウパサナ・カミネリと出会い[ 7] [ 8] 、2012年6月14日に彼女と結婚する[ 9] 。
キャリア
2007年 - 2012年
2007年公開の『Chirutha 』で主役を演じて俳優デビューを果たし、映画は40劇場で100日間越えの上映期間を記録した[ 10] 。映画では父親殺しの男チャラン役を演じ、Rediff.com からは「ラーム・チャランは有望な俳優です。彼はダンスとアクションが得意なように見え、ダンス・ナンバーとして非常に優雅です」と称賛されている[ 11] 。彼は映画での演技を認められ、フィルムフェア賞 南インド映画部門新人男優賞 (英語版 ) とナンディ賞 審査員特別賞 (英語版 ) を受賞した[ 12] 。2009年公開の『マガディーラ 勇者転生 』でも主演を務め、同作のヒットによりラームはテルグ語映画界のスター俳優の地位を確立した。IndiaGlitzは「チャランは成熟した演技を行い、映画を上手く進めた。彼の演じた2人の役は両方とも正義を全うし、各所で父親を思い出させる」と批評した[ 13] 。同年にはペプシコーラ の広告キャンペーンタレントに選ばれた[ 14] 。
2010年公開の『Orange 』に出演して主役を演じ、IndiaGlitzは「ラーム・チャランは映画全体を通して優れた演技をしました。彼のメイク、服装、ドレッシングスタイル、アクセサリー、ボディーランゲージは観客に爽やかな男の感覚を与えた」と批評している[ 15] 。2012年公開の『Racha 』ではギャンブラーを演じ、IndiaGlitzは「強力な脚本があれば、チャランはより優れた演技ができただろう」と批評している[ 16] 。
2013年以降
チランジーヴィ60歳の誕生日を祝うラーム・チャランとサルマーン・カーン
2013年公開の『Naayak 』でマフィアのボスとソフトウェア社員の2役を演じた。ザ・タイムズ・オブ・インディア は「ラーム・チャランは良い仕事をしたが、彼が演じた2人のキャラクターには相違点がなかった」と批評している[ 17] 。映画は好意的な評価が多く、興行的にも成功している[ 18] 。同年には『Zanjeer 』でも主役を演じ、「Mumbai Ke Hero」の歌を担当して歌手としてもデビューした。
2014年公開の『ザ・フェイス 』で再び2役を演じており、バンガロール・ミラーは「ラーム・チャランにとって『ザ・フェイス』は、彼の地位を確立するために不可欠な存在です。彼は2つのキャラクターにバリエーションを持たせるために最善を尽くしている」と批評している[ 19] 。Sifyは「初期の出演作品と比べて、今回のラーム・チャランはかなり良い仕事をしている。彼の演技は激しいシーンやアクションシーンで効果的に現れる」と批評している[ 20] 。同年には『Govindudu Andarivadele 』にも出演しており[ 21] 、批評家から高い評価を集め興行収入も4億ルピーを超えている[ 22] 。
2015年公開の『Bruce Lee - The Fighter 』ではスタントマン役を演じている[ 23] 。映画は弱い脚本とコメディ要素のため興行的に失敗している[ 24] 。2016年公開の『Dhruva 』は興行的に成功を収め、ザ・タイムズ・オブ・インディアは「ラーム・チャランは最高のベストを見せます。俳優として、彼は高い感情を必要とする全ての場面で印象的に映ります。主役として見せなければならない場面では、彼はファンを失望させなかった」と批評している[ 25] 。2018年には『ランガスタラム 』に出演している[ 26] 。
フィルモグラフィー
出演
ラーム・チャランとプリヤンカー・チョープラー
プロデュース
出典
外部リンク
1973-1980年 1981-2000年 2001-2020年 2021-2040年