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この項目では、都市について説明しています。その他の用法については「ウランゲル」をご覧ください。 |
ランゲル (Wrangel) は、アメリカ合衆国アラスカ州の都市である。スティーキン川河口にあり、水運の要所である。
2008年以降は、市かつ郡でもある、市郡である。
市名はロシアの探検家フェルディナント・フォン・ウランゲルに由来し、ランゲルはウランゲルの英語読みである。彼にちなんだランゲルやウランゲルといった地名が各所にあるが、互いの関連は薄い。
歴史
初期
アラスカで最も古い入植地の1つである。
郡制
ランゲルの郡制施行により、ランゲル・ピーターズバーグ国勢調査地域の残りの部分はピーターズバーグ国勢調査地域となった。
姉妹都市・提携都市
姉妹都市
経済
林業・毛皮・漁業などの産品の加工工業および輸出が盛んである。
かつてはスティーキン川上流にあるカナダユーコン準州の外港として栄えた。
1968年には、ランゲルにあった製材会社 Alaska Wood Products(略称AWP)を日本のアラスカパルプが買収[1]。日本向け木材輸出の足掛かりとなったが、徐々にアメリカ国有林内の伐採規制が厳しくなり、1993年には製材工場が休止状態に追い込まれて閉鎖された[2]。
脚注