ライタ川(ドイツ語: Leitha, ハンガリー語: Lajta, Lajtha)は、オーストリア東部のウィーン盆地付近を源流として発し、ハンガリーのモションマジャローヴァール付近でドナウ川に合流する河川である。
概要
かつてはハンガリー王国とオーストリア帝国の国境になっていた。
ライタ川以東を「トランスライタニエン」、以西(ハンガリー王国以外のオーストリア帝国の州)を「ツィスライタニエン」といった。ただこれはあくまでオーストリア方面から見た場合であり、ハンガリー語で"lajtántúl"「ライタ川の向こう(ライターントゥール、カタチではトランスライタニエン)」といった場合にはオーストリア側を指し、"lajtáninnen"「ライタ川からこちら(ライターニンネン、カタチではツィスライタニエン)」といった場合はハンガリーを指す。
現在はブルゲンラント州とニーダーエースターライヒ州の州境となっている。
1246年に、バーベンベルク家の最後の君主であるフリードリヒ2世がライタ川付近でハンガリー王国とハールィチ・ヴォルィーニ大公国の連合軍と戦って、戦死を遂げている。
川沿いの主な都市
脚注
参考文献
関連項目
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外部リンク