ヨーゼフ・メスナー

ヨーゼフ・メスナーJoseph Messner1893年2月27日 - 1969年2月23日)は、オーストリア作曲家オルガニスト

生涯

ジュヴァーツ出身。幼いときからヴァイオリンピアノオルガンのレッスンを受け、後にミュンヘン作曲とオルガンを学んだ。1920年代にはドイツで作曲家・オルガニストとして成功を収め、各地で「ヨーゼフ・メスナー・オルガンフェスティバル」が開かれたほか、1924年にはデュースブルクで「ヨーゼフ・メセナーの日」が開かれて自作のシンフォニエッタが初演された。1922年ザルツブルク大聖堂のオルガニストとなり、1926年には楽長に昇進し、その死まで地位を保った。オルガン音楽の巨匠として国際的な名声を得、アントン・ブルックナーの後継者とみなされた。

作品には3つの交響曲、「ザルツブルク組曲」などの管弦楽曲ザルツブルク音楽祭のためのファンファーレなどの金管楽器のための作品、オペラ歌曲ミサ曲モテットなどがある。

文献

  • Ingrid Loimer, Joseph Messner - Leben und Werk, Salzburg 2009, ISBN 978-3-900088-29-3
  • Angela Pachovsky: Joseph Messner. Leben und Werk. Unter besonderer Berücksichtigung seines kirchenmusikalischen Schaffens. Dissertation, Universität Wien 1990.
  • Werkverzeichnis von Gerhart Engelbrecht (als CD-Rom der Biographie von Ingrid Loimer beigelegt)
  • Vorwort in der Ausgabe "Joseph Messner, Klavierwerke", Doblinger Wien, 2009, 01281, verfasst von Dietmar Klose (Grossneffe Joseph Messners)
  • Ernst Hintermaier: Messner, Joseph. In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 17, Duncker & Humblot, Berlin 1994, ISBN 3-428-00198-2, S. 225 f. (電子テキスト版).