ユニー航空(ユニーこうくう、立榮航空、UNI Air)[2]は、台湾の航空会社。立栄航空(りつえいこうくう)とも呼ばれる。エバーグリーン・グループの子会社として国内線や近距離国際線、国際線チャーター便を運航している。
概要
ユニー航空は馬公航空公司を前身として1988年8月6日に発足した。1995年にエバーグリーン・グループの子会社となった後、1996年3月に正式に現在の名称となった。1998年に競争力強化のため中華民国交通部主導で大華航空 (Great China Air) 及び台灣航空 (Taiwan Airways) と合併して現在に至る。ユニー航空の運行する路線ではビジネスクラスとエコノミークラスが用意され、ビジネスクラスの旅客はエバー航空の空港ラウンジが利用できる。
近年[いつ?]、台湾高速鉄道に押され、台北/松山 - 高雄線の廃止を発表。今後は、台湾高速鉄道と競合しない国内線や、台中や高雄など台北/桃園以外からの近距離国際線に力を入れていくとしている。
日本のサンリオと提携し、バッドばつ丸の特別塗装機を運航している[3]。
就航路線
2017年4月現在[4]。
国内線
国際線
保有機材
2023年10月現在[5][6]。
現在、同社はプロペラ機しか保有していないため、一部国内線と両岸直行便はエバー航空のエアバスA321で運航されている。
航空事故
- 1999年8月24日、873便 (MD-90型機) が花蓮空港へ着陸した際に、胴体前方部で爆発が起こった。乗客が危険物であるガソリンとバイク用のバッテリーを手荷物として持ち込み、機内火災に至った。この事故で乗員乗客96人の内乗客1人が死亡し、機体は胴体上部のほとんどが焼け落ちた。
- 2001年1月15日、台南空港から金門へ向かう 695便 (DHC-8-300) が着陸時に突風 (ウィンド・シア) を受け、バランスを崩して主脚を折損した。この事故での死者、負傷者はない。
関連項目
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
ユニー航空に関連するカテゴリがあります。