ヤニック・ガーズ(Janick Gers、本名: Janick Robert Gers、1957年1月27日 - )は、
イングランドのハートルプール出身のミュージシャン。ポーランド人の父とイギリス人の母との間に生まれる。アイアン・メイデンの3人のギタリストのうちの1人である。
略歴
10代の頃、ジョン・レノンを目指してギターを始めるが、途中でリッチー・ブラックモアのようになりたいと思い始める。18歳の時、フェンダーのギターを中古で購入。
1980年、ホワイト・スピリットのギタリストとして、アルバムをリリース。1981年、イアン・ギランのバンド、ギランに加入した事で注目される。ギラン解散後1985年にポール・ディアノ、クライヴ・バー、ニール・マーレイとともにゴグマゴグを結成。またこの時期、大学で社会学、英文学、経済学を学んだ。1990年、ブルース・ディッキンソンのソロ・アルバム『タトゥード・ミリオネア』のレコーディング中に、アイアン・メイデンを脱退したエイドリアン・スミスの後任として参加を打診されて、同年アイアン・メイデンへ加入する。後にエイドリアンは復帰するが、そのままトリプルギター編成として以後、現在までアイアン・メイデンで活動している。
ディスコグラフィ
ホワイト・スピリット
- ホワイト・スピリット - White Spirit (1980)
ギラン
- ダブル・トラブル - Double Trouble (1981)
- マジック - Magic (1982)
ゴグマゴグ
- アイ・ウィル・ビー・ゼア - I Will Be There (1985,EP)
- ビジル・イン・ア・ウィルダネス・オヴ・ミラーズ - Vigil in a Wilderness of Mirrors (1990)
ブルース・ディッキンソン
アイアン・メイデン
トレードマーク
ホワイト・スピリット時代から取り入れているリッチー・ブラックモアを髣髴とさせるステップと、ギターを振り回す激しいパフォーマンスが特徴である。
使用機材
その他
- 右でギターを弾くが、実は左利きである。
- メインの黒いストラトキャスターはイアン・ギランからプレゼントされたものである[要出典]。