モーリシャス (軽巡洋艦)

艦歴
発注 1937年12月20日
起工 1938年3月31日
進水 1939年7月19日
就役 1941年1月4日
退役
その後 1965年3月27日にスクラップとして廃棄
除籍
性能諸元
排水量 基準 8,530トン
満載 10,450トン
全長 169.3 m (555.5 ft)
全幅 18.9 m (62 ft)
吃水 5.0 m (16.5 ft)
機関 アドミラリティ式三胴型重油専焼水管缶 4基
パーソンズ式ギアード・タービン 4基
4軸推進、(72,500 shp)
最大速力 33ノット
航続距離 15ノットで7,400海里
燃料 重油 1,700トン
乗員 士官、兵員907名
兵装 50口径6インチ3連装砲 4基
45口径4インチ連装砲 4基
ボフォース40mm連装対空機関砲 4基
20mm連装対空機関砲 6基
40口径2ポンド4連装ポムポム砲 2基
21インチ3連装魚雷発射管 2基
搭載機
(1943年撤去)
スーパーマリン ウォーラス2機

モーリシャス (HMS Mauritius, 80) は、1939年進水イギリス海軍軽巡洋艦フィジー級

艦歴

1938年3月31日、ニューカッスル・アポン・タインスワン・ハンター社で起工。1939年7月19日進水。1941年1月4日竣工。

就役後、「モーリシャス」は大西洋インド洋で船団護衛、通商保護などに従事した。太平洋戦争開戦後イギリスに戻り、改装工事を受けた。その後、インド洋などで主に船団護衛に従事。

1943年6月、地中海に配備される途中スエズ運河で座礁し損傷。修理後、7月にハスキー作戦シチリア島上陸作戦)に参加。続いて9月にはイタリア南部への上陸作戦(ベイタウン作戦アヴァランチ作戦)に参加。

1943年末にはビスケー湾へ移り、ドイツの封鎖突破船阻止にあたった(ストーンウォール作戦)。

1944年に艦砲射撃を行う「モーリシャス」

1944年1月、地中海に戻りシングル作戦アンツィオ上陸作戦)に参加。

1944年6月、ノルマンディー上陸作戦に参加。

1944年8月15日、「モーリシャス」と駆逐艦「アーサ」、「イロコイ」はビスケー湾でドイツ船団を攻撃。数隻の艦船を沈め水雷艇「T24」などを損傷させた。

1945年1月28日、「モーリシャス」と軽巡洋艦「ダイアデム」はノルウェー沿岸でドイツ駆逐艦「Z31」、「Z34」、「Z38」と交戦した。

1952年に退役。1965年、スクラップとして売却。

外部リンク