モナコ国際映画祭(英: The Angel Film Awards - Monaco International Film Festival of non violent films、エンジェル フィルム アワード・モナコ国際映画祭とも)は、モナコのモンテカルロで2003年から開催されている非営利、無党派、インディペンデントの国際映画祭である。
賞には、最優秀作品賞(エンジェル ピース アワード)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、女優賞などがある。
概要
- 暴力、セックス描写のない家庭向けの映画のみを対象とする。
- 愛、平和、ワンネス(一体感)の映画を賞賛する。
- 審査員は、利他主義の感覚を持った専門家から構成され、ディレクター、プロデューサー、映画撮影技師、脚本家、俳優、モナコ国際映画祭の創設者らを含む。
賞
主な賞には以下のものがある。
- エンジェル ピース アワード(最優秀作品賞に当たる)
- ベストフィルム賞(優秀作品賞)
- ベストアクター賞(最優秀男優賞)
- ベストアクトレス賞(最優秀女優賞)
- ベストニューカマー賞(最優秀新人賞)
- ベストディレクター賞(最優秀監督賞)
- インディペンデントスピリット賞
日本人関係の受賞作品
- 純愛
- 2007年 - エンジェルピースアワード賞、ベストプロデューサー賞(プロデューサー:小林桂子)ベストサポーティングアクター賞(助演:ポン・ボー)、ベストサポーティングアクトレス賞(助演:チャン・シャオホワ)、インディペンデントスピリット賞
- 2009年 - ピースセレブレーションエンジェルフィルムアワード(特別賞)
- 受験のシンデレラ
- 2007年 - ベストフィルム賞、ベストアクトレス賞(主演:寺島咲)、ベストアクター賞(主演:豊原功輔)、ベストスクリーンプレイ賞
- 寄子
- 2007年 - ベストライター賞(脚本:棚木和人、松島恵利子)、ベストオリジナルストーリー賞(原作:香月秀之)(エグゼクティブプロデューサー:大和田廣樹、渡部裕子)(プロデューサー:櫻井一葉)
- 涯(はて)への旅
- 2008年 - ベストディレクター賞(監督:高林陽一)、ベストナレーション賞(ナレーション・主演:高城ツヨシ)、ニューカマー賞(助演:遠藤久仁子)
- 花に無理をさせる
- 2010年 - ベストサポーティングアクトレス賞(助演:丸山桃子)
- カケラ
- 2010年 - ヒューマニアリタン賞(監督:村上祐介 主演:松江貴広 桑田尚典 サイラス望セスナ)
- 此の岸のこと
- 2011年 - 最優秀作品賞/最優秀芸術作品賞/最優秀撮影監督賞/最優秀共演者賞/最優秀博愛映画賞(監督:外山文治 主演:遠山陽一 百元夏繪)
- 彩~aja~
- 2012年 - ベストオリジナルストーリー賞、ベストカメラタグラファ賞、ベストオリジナルミュージック賞(作/監督/音楽:ふるいちやすし)、ベストニューカマー賞(主演:笠原千尋)
- 「わたし」の人生(みち)[1]
- 2013年 - ベストアクトレス賞(主演:秋吉久美子)、ベストアクター賞(主演:橋爪功)、ベストアンサンブルキャスト賞、ヒューマニタリアン賞(監督:和田秀樹 エグゼクティブプロデューサー:井内徳次 及川次雄)
- 「京都、夏」[2]
- 2014年 - ベストアクター賞(主演:林与一),ベストサポーティングアクトレス賞(助演女優:若原瞳)、ベストディレクター賞(監督:戸田博)、ベストヒューチャースクリプト賞(脚本:戸田博)、インディペンデントスピリット賞
- 「インパール1944」
- 2014年 - ベストピリオドドラマ賞(脚本:梶岡潤一),ベストプロデューサー賞(プロデューサー:梶岡潤一)
- 「東京ボーイズコレクション~エピソード1~」(寺西一浩監督、主演:西村一輝、永尾まりや)
- 2016年 - エンジェルピースアワード賞(最優秀グランプリ)、最優秀主演男優賞(西村一輝)、最優秀助演女優賞(市来玲奈)、最優秀編集賞、最優秀音楽賞、最優秀監督賞、最優秀Cast賞
- 「おとめ桜」(横山浩之監督)
- 2017年-短編部門 最優秀賞脚本賞 最優秀女優賞
- 「Naoki」(寺西一浩監督、主演:宮田悟志、永尾まりや)
- 2017年 - 最優秀作品賞、Special Mention(特別賞)受賞
- 「笑顔の向こうに」、
- 2018年 - エンジェルピースアワード賞,ベストサポーティングアクター賞(助演:丹古母鬼馬二)
- 「TOKYO24」(寺西一浩監督、主演:寺西優真、キム・グァンス、葉加瀬マイ)
- 2018年 - 最優秀主演男優賞(寺西優真)、最優秀主演女優賞(長谷直美)、最優秀助演女優賞(葉加瀬マイ)、最優秀プロデューサー賞(寺西一浩)、最優秀コシュチュームデザイン賞
- 「17歳のシンデレラ」(寺西一浩監督、主演:寺西優真、川津明日香)
- 2018年 - 最優秀脚本賞、Special Mention(特別賞)受賞
- 「心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-」[1]
- 2020年 - エンジェル・トロフィー賞,最優秀主演女優賞(千眼美子)、最優秀助演女優賞(希島凛)、最優秀VFX賞
- 「Revive by TOKYO24」[2](監督 寺西一浩 主演 寺西優真、山本裕典、ギュリ)
- 2020年 - 最優秀脚本賞
- 「その日に」(横山浩之監督、主演
- 角島美緒、佐々木仁 川上雄大)
- 2020年 -短編部門 インディペンデントスピリット賞 受賞
- 「東京ワイン会ピープル」[3](和田秀樹監督、主演
- 松村沙友理)
- 2020年 -アンサンブル・キャスト賞、インディペンデント・スピリット賞 受賞
「いざなぎ暮れた。」(笠木望監督 主演:毎熊克哉・武田梨奈)
2020年 -最優秀主演男優賞(毎熊克哉)、最優秀撮影賞(原俊介)
関連項目
出典
外部リンク