メルク(Melk 発音)は、オーストリア・ニーダーエスターライヒ州のメルク郡にある基礎自治体 ( ゲマインデ )。
ドナウ川沿いのヴァッハウ渓谷に隣接した場所に位置している。メルク修道院のある街として知られている。
歴史
街は831年ルートヴィヒ2世の寄付の際、スラブ語で「国境」を意味する"Medilica"として初めて文献に登場した。
メルク周辺地域は、976年にオーストリア辺境伯レオポルト1世に与えられ、東のマジャールと西のバイエルンの緩衝地帯として機能した。
オーストリアの語源となった"Ostarichi"としては、996年の文献に初めて登場した。現在、修道院のある崖には、1089年オーストリア辺境伯レオポルト2世によって近隣のランバッハ (en:Lambach)
から来たベネディクト会の修道士に与えられる前まで、バーベンベルク家の城があった。
外部リンク