メイ・ウィッティ(May Whitty、1865年6月19日 - 1948年5月29日)は、リヴァプール出身のイングランドの女優。メイ・ホイッティと表記されることもある。
女優として史上初めて大英帝国勲章デイム・コマンダー(司令官騎士、DBE:Dame Commander of the Order of the British Empire)を受章した。そのため「デイム (Dame)」を冠して名前が表記されることが多い。
略歴
1865年にリヴァプールで新聞編集者ウィリアム・アルフレッド・ウィッティとその妻メアリー・ルイーザ・アシュトンとの間に生まれる。1881年に地元の舞台に立ち、女優としてデビュー。翌年にはロンドンの舞台に立つ。
1892年に俳優ベン・ウェブスター(英語版)と結婚。
1895年にアメリカに渡り、ブロードウェイの舞台に立つ。1905年にアメリカで娘マーガレット[1]を出産。
1914年にイギリスのサイレント映画『Enoch Arden』で映画デビュー(夫と共演)。その後、数本のサイレント映画に出演。1918年に女優として史上初めて大英帝国勲章デイム・コマンダー(DBE)を受章。1937年に『夜は必ず来る』でハリウッドデビュー。同作で第10回アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされる。その後、ハリウッド映画の脇役として様々な作品に出演。1942年の『ミニヴァー夫人』で第15回アカデミー賞の助演女優賞にノミネート。
1948年に癌で死去。
主な出演作品
脚注
外部リンク