ムハマド・シュコル・アダン(マレー語: Muhammad Shukor Adan、1979年9月24日 - )は、マレーシアの元サッカー選手。元マレーシア代表主将。現役時代のポジションはMFもしくはDF。
マレーシア代表のみならず、セランゴールFAやFELDAユナイテッドFCでも主将を務めた、マレーシア史上有数のミッドフィールダー、ディフェンダーである。
クラブ歴
1995年にムラカFAのプレジデンツカップチームに加入、3年後にヌグリ・スンビランFAのプレジデンツカップチームに移籍した。2000年にトップチームに昇格し、2年後にセランゴールFAに移籍した。
セランゴールFAには6年間在籍したものの最終的に契約が抹消され、4ヶ月の間無所属となった。2008年11月には代表での試合を終えた後にブルネイDPMM FCに加入する事が決まっていたが[1]、かつて所属したヌグリ・スンビランFAに復帰する事になった。ヌグリ・スンビランFAでは2009年のマレーシアカップ制覇に貢献し、MoMも受賞した[2]。
2013年にはヌグリ・スンビランFAとの契約が切れ、ATM FAに移籍した。その翌年にはFELDAユナイテッドFCに移籍し主将となり、クラブのマレーシア・スーパーリーグ昇格に貢献した。
2021年、現役引退を表明した。
代表歴
マレーシア代表として2001年から出場し、AFCアジアカップ2007の際にもメンバーに選出された。その後長らく代表に招集されなかったものの、ダラー・サラー監督の下、2014年9月14日に行われたインドネシア代表との一戦で代表復帰を果たした[3]。スターティングメンバーとして出場した彼であったが、2-0で敗北した[4]。
また、2014 AFFスズキカップの際にも代表に招集された。この大会の直前には代表の主将はモハマド・サフィク・ラヒムから彼に変わった。しかし彼はこの大会終了後に代表を引退した[5]。
また、マレーシアリーグXIとしても出場経験があり、マンチェスター・ユナイテッドFCに0-6、チェルシーFCに0-2で敗れたものの[6]、チェルシーFCのルイス・フェリペ・スコラーリ監督は彼らについてよく戦ったと褒め称えた。
個人成績
代表での得点一覧
タイトル
クラブ
- セランゴールFA
- ヌグリ・スンビランFA
- マレーシアカップ: 2009, 2011
- ピアラFAマレーシア: 2010
- クアラルンプールFA
代表
- 準優勝: 2014
参考文献
外部リンク