ミッツィ・ゲイナー（Mitzi Gaynor、1931年9月4日 - 2024年10月17日[1]）は、アメリカ合衆国の女優、歌手、ダンサー。1950年代のミュージカル映画で活躍した。ミッチー・ゲイナーとも表記される[2]。
1931年に米イリノイ州シカゴでダンサーの子として生まれる。4歳からバレエのレッスンを受け、12歳でミュージカルやオペレッタに出演。ハリウッドの高校で学んだあと演技を勉強する。
1950年に映画『マイ・ブルー・ヘヴン』（My Blue Heaven）で女優デビュー。 1954年の『ショウほど素敵な商売はない』でスターの仲間入りを果たした。1950年代は主にミュージカル映画に女優として出演する他、テレビ番組にも出演。その後は歌手活動を中心に、1968年に始まった自らの名前「Mitzi」を冠したテレビ映画シリーズで人気を博した。
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに映画分野で星を持っている。
映画『お熱いのがお好き』（1959年）で監督のビリー・ワイルダーは、ヒロインに当初はミッツィ・ゲイナーを起用する計画でいたが、マリリン・モンローが出演可能となったことでモンローに変更した[3]。
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