『ミッシング・サン』(原題:Meadowland)は2015年に公開されたアメリカ合衆国のサスペンス映画である。監督はリード・モラーノ、主演はオリヴィア・ワイルドが務めた。本作はモラーノの長編映画監督デビュー作でもある。
本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2016年10月12日にDVDが発売された[2]
概略
サラとフィルは息子のジェシーを連れて小旅行をしていた。一行は休憩のためにガソリンスタンドに立ち寄ったところ、目を離した隙にジェシーがいなくなってしまった。その事件依頼、2人は精神を病んでしまった。フィルはグループカウンセリングに参加することで精神の平衡を保っていたが、サラは精神的に追い込まれる一方であった。そんなある日、サラは教え子のアダムが学校でいじめを受けているのを目撃した。アダムは自閉症スペクトラムを抱えており、養母のシャノンからも煙たがられていた。サラはアダムにジェシーの姿を重ね、「何としてでもこの子を守らねば」という思いを抱いた。しかし、それは彼女が抱える問題の解決ではなく、問題からの逃避でしかなかった。
キャスト
製作
2014年2月11日、オリヴィア・ワイルドが本作に出演するとの報道があった[3]。7月30日、ルーク・ウィルソン、ナターシャ・リオン、エリザベス・モスの出演が決まったと報じられた(リオンは結局出演しなかった)[4]。8月18日、スコット・メスカディ、ジョヴァンニ・リビシ、タイ・シンプキンスがキャスト入りした[5]。同日、本作の主要撮影がニューヨークで始まった[6]。
2016年3月4日、本作のサウンドトラックが発売された[7]。
公開・マーケティング
2015年4月17日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[8]。6月24日、シネディグムが本作の全米配給権を獲得したとの報道があった[9]。9月22日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。
評価
本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには24件のレビューがあり、批評家支持率は96%、平均点は10点満点で6.95点となっている[11]。また、Metacriticには11件のレビューがあり、加重平均値は67/100となっている[12]。
出典
外部リンク