『ミッション・ワイルド』(原題:The Homesman)は、2014年のアメリカ合衆国・フランスの西部劇映画。
トミー・リー・ジョーンズ主演・脚本・監督。リュック・ベッソン製作。出演は他にヒラリー・スワンク、グレイス・ガマー、メリル・ストリープなど。
19世紀半ばの西部開拓時代を舞台に、ネブラスカ準州から精神を病んだ3人の女性をアイオワの教会まで送り届けることになった独身の孤独な女性と初老の小悪党の旅を描いている[3]。
原作はグレンドン・スウォーサウト(英語版)の1988年の小説『The Homesman』。
日本では劇場未公開で、2016年に京都ヒストリカ国際映画祭で『ホームズマン』のタイトルで上映された[4]。
ストーリー
19世紀のアメリカ中西部の開拓地ネブラスカ。小さな集落で暮らす独身女性メアリーは、精神を病んだ3人の女性をアイオワの教会まで連れて行く役目「ホームズマン」に志願、約400マイル(650km)の長い旅に出発する。
その途中、メアリーは1人の男が木に吊るされているのを見つける。その男はブリッグスという悪党で、まもなく処刑されることになっていた。メアリーは旅に同行することを条件に彼を助ける。
こうして孤独な女と小悪党の長い旅が始まるが、その行く手には、地獄と例えられ生きて帰ることもままならない危険な荒野に、過酷な気候や凶暴な先住民、盗賊などの様々な試練が待ち受けていた。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「正統派だが、やや進歩的な西部劇『ミッション・ワイルド』は、トミー・リー・ジョーンズの監督としての経歴に新たに1つの魅力的な作品を加えている。」であり、156件の評論のうち高評価は80%にあたる125件で、平均点は10点満点中7点となっている[5]。
Metacriticによれば、43件の評論のうち、高評価は32件、賛否混在は8件、低評価は3件で、平均点は100点満点中68点となっている[6]。
出典
外部リンク