マリー=クリスティーヌ・バロー(Marie-Christine Barrault, 1944年3月21日 - )は、フランスの女優。
略歴
フランス、パリ生まれ。
フランスの俳優ジャン=ルイ・バローと、その妻で女優のマドレーヌ・ルノーの姪にあたる。
フランス国立高等演劇学校にて演劇を学んだ。
1975年の『さよならの微笑』はアメリカでも高く評価され、アカデミー主演女優賞にノミネートされた(『さよならの微笑』はのちにハリウッドでもイザベラ・ロッセリーニ、テッド・ダンソン主演の『今ひとたび』としてリメイクされた)。
最初の夫で映画プロデューサーのダニエル・トスカン・デュ・プランティエとの間に2子(ダヴィッド、アリアンヌ)あり[1]。
1990年、映画監督ロジェ・ヴァディムと結婚。1991年にはヴァディム演出でバーナード・スレイド作《セイム・タイム、ネクスト・イヤー》 Même heure l'année prochaine をヴィクトル・ラヌーと共演。その後、ヴァディム監督のテレビ映画にも次々と主演。1994年にはゆうばり国際ファンタスティック映画祭の審査員のため二人で来日した。また、プーランク作曲《ぞうのババール》など演奏会の語り部も始め、公演にはヴァディムもよく来場していた。
主な出演作品
映画
参考文献
外部リンク