マティアス・ニコラス・ロドリゲス(スペイン語: Matías Nicolás Rodríguez、スペイン語発音: [maˈti.az nikoˈlaz roˈðɾiɣes]、1986年4月14日 - )は、アルゼンチンの元サッカー選手。現役時代のポジションはDFまたはMF。
クラブ歴
ボカ・ジュニアーズの下部組織出身。エクアドル・セリエAのバルセロナSCのトライアルに参加したものの不合格で、同リーグのSEアウカスに2006年半ばに加入。13試合3得点の結果を残し移籍金は100万ユーロ程度と見做されるまでに価値を上げた[1]。2007年初めにボカ・ジュニアーズに戻るも脛骨と腓骨に大怪我を負い、1年半をほぼ棒に振った[1]。
2008年にナシオナル・モンテビデオに加入し、選手生活を再開した。2010年1月にヘラルド・ペルッソ監督がウニベルシダ・デ・チレに移籍したが、彼は監督についていき、彼もウニベルシダ・デ・チレに加入した[2]。コパ・スダメリカーナ2011を制した他、プリメーラ・ディビシオン・デ・チレを3回制するなど栄光ある日々を過ごしたが、これは後任のホルヘ・サンパオリ監督時代の功績で、彼がついていったヘラルド・ペルッソ監督は成績不振で2010年に解任されている。彼自身はCSDコロコロとのダービーマッチで得点した他[3][4]、コパ・リベルタドーレス2010のアウェー・CRフラメンゴ戦ではアディショナルタイムに同点弾を決めた[5]。
彼の活躍にヨーロッパからも視線が集まり、特に2012年1月にはSLベンフィカから熱い視線を浴びた[6]。しかし2013年1月29日にセリエAのUCサンプドリアに420万米ドル(328万ユーロ)で移籍[7][8][9][10]。4年半契約を締結した[10]。2014年5月30日に2015年6月までの契約でカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのグレミオFBPAに期限付き移籍[11]。
2015年7月19日にウニベルシダ・デ・チレに再加入した[12]。
2021年3月8日にデフェンサ・イ・フスティシアに加入した[13]。
代表歴
2012年にアレハンドロ・サベーラ監督から2014 FIFAワールドカップ・南米予選のエクアドル代表、チリ代表戦に挑むアルゼンチン代表メンバーに選出されたが、両試合とも出場機会がなかった[14]。
タイトル
クラブ
- ナシオナル・モンテビデオ
- ウニベルシダ・デ・チレ
- デフェンサ・イ・フスティシア
個人
- プリメーラ・ディビシオン・デ・チレ・ベストイレブン: 2011
- CONMEBOLベストイレブン: 2012
参考文献
外部リンク