マシュー・ヴィンセント・ラポータ(Matthew Vincent LaPorta, 1985年1月8日 - )は、アメリカ合衆国・フロリダ州ポートシャーロット出身の元プロ野球選手(一塁手または左翼手)。右投右打。
来歴
高校時代は野球の他にアメリカンフットボールのフルバックとしても活躍。
2003年のドラフトでシカゴ・カブスから13巡目で指名を受けるが、入団せずにフロリダ大学へ進学。3年目の2007年には52試合で打率.402、20本塁打、52打点を記録し[1] た。
同年のドラフト1巡目 (全体7位) でミルウォーキー・ブルワーズから指名される。6月25日に、契約金200万ドルで入団に合意した[2]。
この年はA級で23試合に出場してOPS1.142をマークし、オフには「ベースボール・アメリカ」誌からブルワーズで最も有望な選手に選ばれた[3]。
2008年7月8日にCC・サバシアとの交換要員の目玉として、マイナー3選手と共にクリーブランド・インディアンスへ移籍した[4]。8月には北京オリンピックの野球アメリカ合衆国代表として出場し、銅メダルを獲得した。日本との3位決定戦では、和田毅から本塁打を放っている[5]。
2009年5月3日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。しかし、メジャーでは現在に至るまで期待に沿う活躍は出来ていない。
2011年も出塁率が3割に届かない数字に終わると、マニー・アクタ監督は、年齢的にも若手とは言えなくなってきたラポータに対して、無条件にチャンスを与えることをやめ、スプリングトレーニングで他の選手とレギュラーの座を争わせる方針を明かした[6]。
2013年11月5日にFAとなった。
2014年2月7日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[7] が、3月21日に放出された。その後リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのカンペチェ・パイレーツと契約したが、5月13日に解雇となる。
年度別打撃成績
年
度 |
球
団 |
試
合 |
打
席 |
打
数 |
得
点 |
安
打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁
打 |
打
点 |
盗
塁 |
盗 塁 死 |
犠
打 |
犠
飛 |
四
球 |
敬
遠 |
死
球 |
三
振 |
併 殺 打 |
打
率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S
|
2009
|
CLE
|
52 |
198 |
181 |
29 |
46 |
13 |
0 |
7 |
80 |
21 |
2 |
0 |
0 |
2 |
12 |
0 |
3 |
37 |
6 |
.254 |
.308 |
.442 |
.750
|
2010
|
110 |
425 |
376 |
41 |
83 |
15 |
1 |
12 |
136 |
41 |
0 |
0 |
0 |
2 |
46 |
1 |
1 |
82 |
12 |
.221 |
.306 |
.362 |
.668
|
2011
|
107 |
385 |
352 |
34 |
87 |
23 |
1 |
11 |
145 |
53 |
1 |
0 |
0 |
5 |
23 |
1 |
5 |
87 |
2 |
.247 |
.299 |
.412 |
.711
|
2012
|
22 |
60 |
58 |
2 |
14 |
2 |
0 |
1 |
19 |
5 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
17 |
1 |
.241 |
.267 |
.328 |
.594
|
通算:4年
|
291 |
1068 |
967 |
106 |
230 |
53 |
2 |
31 |
380 |
120 |
3 |
0 |
0 |
9 |
82 |
2 |
10 |
223 |
21 |
.238 |
.301 |
.393 |
.694
|
脚注
関連項目
外部リンク