マダラカマドウマ (Diestrammena japanica)は、バッタ目カマドウマ科の昆虫。普通種[1]で、日本で最もよく見られるカマドウマである。
特徴
体長20-34mm[1]、北海道、本州、四国、九州に分布[1]。体表に複雑な黒斑がある[2]。
林床に住み[2]、木のうろや倒木などの樹皮の下に見られる[1]が、昼間は樹洞や樹穴に集団でいることが多い[2]。他、防空壕の跡や洞窟状の古墳の壁面に群がることがある[1]。人家にも侵入する[1]。
脚注
- ^ a b c d e f g 文一総合出版『ポケット図鑑 日本の昆虫1400 ①チョウ・バッタ・セミ』173頁
- ^ a b c d 村井貴史・伊藤ふくお(2011)『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』北海道大学出版 52頁