マコガレイ

マコガレイ
マコガレイ(城下かれい
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: カレイ目 Pleuronectiformes
: カレイ科 Pleuronectidae
: マガレイ属 Pseudopleuronectes
: マコガレイ P. yokohamae
学名
Pseudopleuronectes yokohamae
(Günther, 1877)
和名
マコガレイ
英名
Marbled flounder

マコガレイ(真子鰈、学名:Pseudopleuronectes yokohamae)は、カレイ目カレイ科に分類される魚の一種。真子は卵巣のこと。

名称

地方名に、城下かれい種小名 yokohamae はかつて横浜近海に多く棲息したことに由来するが、近年は個体数が減少している。

分布

北海道南部から大分県、東シナ海北部、渤海。

特徴

体長は45-50cm。眼のある側の体色は黒褐色。両眼間隔に鱗がある。無眼側の尾柄部縁辺は黄色くならない。

水深100m以下の浅い海の砂泥底に生息し、底生動物を食べる。2014年の仙台湾における調査では、餌は多毛類が主であるが、昼は多毛類を、夜は二枚貝水管を主に捕食していることが示された[1]。11月から翌年2月に粘性沈着卵を産む。

近縁種

漁業

利用

旬は初夏。子持ちガレイとしては冬場。

参考文献

  1. ^ Satoshi Takahashi,Yutaka Kurita,Hiroyuki Togashi,Takeshi Tomiyama (2018). “Diel feeding rhythms, daily ration, and seasonal changes thereof in marbled flounder Pseudopleuronectes yokohamae”. Journal of Applied Ichthyology 34 (4): 888-895. doi:10.1111/jai.13719.