座標: 北緯53度25分 東経58度58分 / 北緯53.417度 東経58.967度 / 53.417; 58.967
マグニトゴルスク(Магнитогорск, Magnitogorsk)はロシア連邦チェリャビンスク州の都市。人口は約41万人(2021年)。ウラル山脈南部の東麓に位置し、町はウラル川の両岸に広がる。
概要
市名を訳すと、磁石山岳市。ほぼ純粋な鉄鉱石でできたマグニトナヤ山にちなんで命名された[2]。多くの鉄鋼コンビナートがあり、ロシア連邦の鉄鋼業の中心の一つである。
2002年の住民の81.5%がロシア人。そのほか、ウクライナ人(4.3%)、タタール人(6.4%)、バシキール人(2.8%)など。
歴史
18世紀のおわりごろに鉄鉱床が発見された。1929年6月に冶金工場(マグニトゴルスク製鉄所)が建設される。1931年に都市として登録される。1930年代に、スターリンによる五カ年計画によって急速に発展し、大規模な工場を中心にモノゴロドを形成した。かつては閉鎖都市であったが、ペレストロイカ以降は解放された。
かつて世界最大の製鉄所があるなど豊富な鉱量を有していたが、近年は涸渇しつつある。
教育と文化
マグニトゴルスクには、マグニトゴルスク国立工科大学とマグニトゴルスク国立音楽院の2つの大学がある。劇場は、プーシキン劇場、人形劇、バレエ・歌劇場の三つがある。それ以外には、管弦楽団、美術館、郷土史博物館もある。
交通
脚注
関連項目