ポケラボ(英: Pokelabo)は、WFSのゲームブランド。
また、株式会社ポケラボ(英: Pokelabo, Inc.)は、2007年から2025年まで存在した日本のゲーム会社。グリー株式会社(後のグリーホールディングス)の完全子会社であったが、同年1月1日付でWFSに吸収合併され、法人としては解散した。
概要
2007年11月、日本大学芸術学部に在学中であった後藤貴史とNTTコムウェアに務めていた佐々木俊介がmixiの起業家コミュニテイで知り合い設立[2][3]。
2011年12月、後藤と佐々木が代表取締役を退任したのに伴い、前田悠太が新たな代表取締役に就任した[4]。
2012年10月、グリー(後のグリーホールディングス)が全株式を取得し子会社化[5]。同年11月、セガネットワークスと共同で合弁会社「株式会社SPG labo」を設立[6]。
元代表取締役社長の前田悠太は、グリーの取締役上級執行役員も務める。2021年1月にリリースした「アサルトリリィ Last Bullet」ではアニメ製作委員会に参画。
沿革
- 2007年11月 - 株式会社ポケラボ設立
- 後藤貴史と佐々木俊介の共同代表にて創業
- 茅場町マンションにて共同生活
- 2008年7月- ポケラボ初のアプリ「ポケットブックーマーク」リリース
- 2009年5月 - 勝手サイト 携帯オンラインゲーム「サムライキングダム」提供開始
- 2010年
- 1月 - 戦国シミュレーションゲーム「サムライ戦記」をモバゲータウンに提供開始
- 2月 - 勝手サイト モバイルソーシャルゲーム「三国英雄伝」提供開始
- 4月 - 野球チーム育成ゲーム「やきゅとも!」をモバゲータウンに提供開始
- 9月 - ポケラボ、DCMおよびインキュベイトファンドから出資を受け、約1,200万ドルの増資
- 2011年
- 1月 - ソーシャルゲーム「ヱヴァンゲリヲン – トシトシト – 」をモバゲータウンに提供開始
- 6月 - Mobage向けソーシャルゲーム「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を開始
- 10月 - セガとポケラボがスマートフォン領域のソーシャルゲームの共同開発について合意
- 10月 - 「やきゅとも!激闘プロ野球篇」提供開始
- 11月 - Mobage向けソーシャルゲーム「武神SENKI」提供開始
- 12月 - 前田悠太が代表取締役社長に就任
- 2012年
- 5月 - Pokelabo×Aeria games業務提携、 iOS端末向けアプリ「MONSTER PARADISE」の海外版の提供を開始
- 5月 - iOS向けソーシャルゲームアプリ 『三国INFINITY』提供開始
- 6月 - 株式会社セガと共同開発した第1弾のソーシャルゲーム「運命のクランバトル」をリリース
- 10月 - グリー株式会社(後のグリーホールディングス)と戦略的業務提携(グリーがポケラボの株式を100%取得)
- 11月 - 株式会社セガネットワークスと合弁会社『株式会社SPG labo』を設立
- 2014年9月 - アクションRPGアプリゲーム「クロスサマナー」をリリース
- 2015年4月 - アクションタワーディフェンスアプリゲーム「ポイッとヒーロー」をリリース
- 2016年5月 - 「戦乱のサムライキングダム」「三国INFINITY」の運営事業を残した分割会社[7]をマイネットに譲渡すると共に株式会社マイネットゲームスに商号変更、それ以外の全従業員及び開発中の全タイトルを同名の新設会社[8]に承継する会社分割を実施[9][10][11]
- 2017年
- 2018年4月 - ラブライブ!シリーズのμ’s、Aqoursメンバーが登場する、パズルゲーム「ぷちぐるラブライブ!」をリリース
- 2021年1月 - メディアミックス企画「アサルトリリィプロジェクト」発のスマートフォン向けゲームアプリ「アサルトリリィ Last Bullet」をリリース
- 2022年3月 - 本社を東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ森タワーから同区六本木6丁目11番1号六本木ヒルズゲートタワーへ移転[12]。
- 2025年1月 - グリーグループの再編に伴いWFSに吸収合併され解散、以降はWFS傘下のブランドとして運営される[13]
ゲームタイトル
関連人物
- 後藤貴史(創業者・元代表取締役)
- 佐々木俊介(創業者・元代表取締役)
- 前田悠太(元代表取締役社長)
- 大矢俊樹(元取締役)
- 柳原陽太(元取締役)
- 柿沼洋平(元取締役)
- 中村拓郎(元監査役)
- 矢野健一(元執行役員)
- 前田翔悟(プロデューサー)
- ポケロボくん(マスコットキャラクター)
脚注
外部リンク