ペレス・ジェプチルチル(英: Peres Jepchirchir、1993年9月27日 - )は、ケニアの陸上競技選手。専門は長距離走。
経歴・人物
ペレスは、母国ケニアのメアリー・ジェプコスゲイ・ケイタニー(英語版)に憧れて陸上競技を始めた[1]。
2013年よりロードレースへの出場を始め、2014年9月にモンベリアル - ベルフォール(フランス)でのハーフマラソンでは1時間19分12秒のタイムで優勝した[2]。
2016年にカーディフ(ウェールズ)で開催された世界ハーフマラソン選手権大会では個人及び団体(ケニアチーム)で優勝した[3]。
2019年には、自身初となるフルマラソンにチャレンジ。さいたま国際マラソンに出場し、2時間23分55秒のタイムで優勝した[4]。
2020年にグディーニャ(ポーランド)で開催された世界ハーフマラソン選手権大会では、女子単独競走の世界新記録となる1分5秒16のタイムで連覇を果たした[5]。
2021年8月7日に、北海道札幌市にて開催された第32回オリンピック競技大会(東京オリンピック)陸上競技女子マラソンでは、フルマラソン世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(ケニア)との終盤での一騎打ちを制し、2時間27分20秒で第1位に入着して金メダルを獲得した[6]。
脚注
外部リンク