ペスム (Pesmes)は、フランス、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏、オート=ソーヌ県のコミューン。
フランスの最も美しい村に登録されているコミューンである[1]。
地理
県の最も南西に位置し、村はソーヌ川支流のオニョン川を見下ろす、石灰岩質の台地の端に位置している。
歴史
神聖ローマ帝国、ブルゴーニュ公国、ブルゴーニュ領ネーデルラントに属した後、1678年にルイ14世が締結したナイメーヘンの和約によってフランス領となった。
1754年5月に侯爵領に格上げされるまでは領主領、そして男爵領であり、ペスムは10世紀に最初にギヨーム1世・ド・ペスムの先祖に建てられた城に起源をもつ。発祥が不明であるこのペスム家は、グランソン家に替わる1327年までペスムを支配した。グランソン家の最後の当主ジャン2世の代までの1世紀余りこの家系は続き、ジャン2世はヌーシャテル=ブルゴーニュ家のティエボー8世にペスムの土地を約束した。ティエボー8世はペスム領主を名乗ることを許された。彼の跡継ぎであるボンヌ・ド・ヌーシャテル=ブルゴーニュは、ラ・ボーム=モントルヴェル家の一員としてペスムの領地を手に入れた。
人口統計
1962年
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1968年
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1975年
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1982年
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1990年
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1999年
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2008年
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2013年
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854
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924
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934
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985
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1006
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1057
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1109
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1104
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参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[2]、2004年以降INSEE[3][4]。
ギャラリー
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中世の城
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冶金工場
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かつての防御壁
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サンティレール教会
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墓地の十字架
脚注