- ベラルーシ人民共和国
- Белару́ская Наро́дная Рэспу́бліка
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- 国歌: Ваяцкі марш(ベラルーシ語)
戦士行進曲
ベラルーシ人民共和国が主張した領域(1918年)-
ベラルーシ人民共和国(ベラルーシ語: Белару́ская Наро́дная Рэспу́бліка, БНР, ラテン文字転写: Biełaruskaja Narodnaja Respublika, BNR)は、1918年に独立を宣言したベラルーシの国家である。ベラルーシ国民共和国(Belarusian National Republic)ともベラルーシ民主共和国(Belarusian Democratic Republic)ともいう。
歴史
ベラルーシ人民共和国は、第一次世界大戦中の1918年3月25日、ベラルーシがドイツ軍に占領されている時にブレスト=リトフスク条約によって独立が宣言された。ブレスト=リトフスク条約の第3条でその領土が規定されている。ベラルーシ人が人口の大半を占めている地域をその領土としたが、リトアニア人やポーランド人、ユダヤ人なども多く居住していた。一部のユダヤ人はロシア語を母語とし、それ以外のユダヤ人はイディッシュ語を話した。
国旗は白・赤・白の3色旗である。これはリトアニア大公国の国章をもとにしている。
1918年12月、ドイツ軍はベラルーシ領土から撤退し、赤軍が進駐して白ロシア社会主義ソビエト共和国を樹立した。赤軍がミンスクに侵攻した1919年1月5日、ベラルーシ人民共和国政府は亡命し、その後も亡命政府 (Rada of the Belarusian Democratic Republic) は存在し続けており、2018年6月調査時点では日本国内の在留者数は400名である[1]。
ベラルーシ人民共和国軍を作成する試みも存在した。ベラルーシの軍事部隊は無秩序の中で1917年ごろから形成され始めた。歴史家オレグ・ワティゾネク(英語版)によると約11,000人が主にボランティアなどでベラルーシ人民共和国軍に従軍した。
国家承認
以下の国がベラルーシ人民共和国を国家承認していた[2]。
ギャラリー
脚注
関連項目
外部リンク