『ヘヴンズ ストーリー』は、2010年10月2日公開の日本映画。PG12指定。第32回ぴあフィルムフェスティバル招待作品。第61回ベルリン国際映画祭で、国際批評家連盟賞を受賞した[1]。
概要
全9章、上映時間4時間38分にも及ぶ大巨編の社会派ヒューマン映画、PG12指定。上映時には途中10分の休憩時間(インターミッション)が入った[2]。初日の東京・ユーロスペースほか全国8館で順次公開。監督は『感染列島』の瀬々敬久。主演は『地球でたったふたり』の寉岡萌希。21世紀の『罪と罰』と題し、監督がライフワークのように取り組む「普通の人が殺す、殺される」をテーマに日常から突如殺人事件に直面した人たちのその後の人生の複雑な絡み合いが描かれる。構想に5年を費やし2008年頃撮影に入った時点で3時間の尺が撮影していく中で膨らんでいき、撮影期間は約1年にも及んだ。ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第2位にランクインし、映画芸術2010年日本映画ベストテンでは第1位を獲得するなど、高く評価された。
キャッチコピーは「世界が憎しみで 壊れてしまう前に。」。
章題
- 第1章・夏空とオシッコ
- 第2章・桜と雪だるま
- 第3章・雨粒とRock
- 第4章・船とチャリとセミのぬけ殻
- 第5章・おち葉と人形
- 第6章・クリスマス☆プレゼント
- 第7章・空にいちばん近い町1 復讐
- 第8章・空にいちばん近い町2 復讐の復讐は何?
- 第9章・ヘヴンズ ストーリー
キャスト
スタッフ
エンディング曲
- 歌 - Tenkö / 作詞 - 瀬々敬久 / 作曲 - 安川午朗
脚注
外部リンク