プロレスラー養成所(プロレスラーようせいじょ)は、プロレスラーを目指す人物を元プロレスラーや現役プロレスラーが指導者としてトレーニングを施してデビューさせる施設の総称である。すでにデビューしているプロレスラーが、スキルアップのために再トレーニングをする場合もある。
形態としては道場、ジム、スクール、アカデミー、サークルなどの名称で、それぞれ独自のスタイルによってプロレスの盛んな世界各国で展開されている。日本ではプロレス団体が新人プロレスラーを新弟子として扱い、衣食住を保障して教える相撲部屋のような形式だが海外では主宰者に授業料を支払って教えてもらう職業訓練校的なものが多い。
「ジム」という名称であっても実際は入団テストに合格しなければ入れない所も多く、決して誰もが気軽に入ることが可能ではない。入れたとしても、競争率も高く、その中からプロレスデビューできるのは、ごく一部でしかないのが現実である。
養成所一覧
プロレスラー養成所は各地に多数存在するため、ここではプロレスラー輩出に実績のあるプロレスラー養成所を例として挙げている(主宰者の死去などで既に解散した養成所も含む)。
日本
- 備考
プロレスラー養成所とはスタイルが異なり、オーディションを行って新人プロレスラーを発掘している。
アメリカ
この他にルー・テーズ、カール・ゴッチ、ヒロ・マツダのトレーニング場も日本での俗称であるが「テーズ道場」「ゴッチ道場」「マツダ道場」などと呼ばれていた。同様に固有の施設名称はないがキラー・コワルスキー、ジョニー・ロッズ、イワン・プトスキー、マイク・シャープ・ジュニア、トム・プリチャードもスクールを主宰していた[1][2][3][4]。
カナダ
プエルトリコ
メキシコ
イギリス
ニュージーランド
- ファレ道場(主宰:バッドラック・ファレ)
- 新日本プロレスNZ道場(新日本プロレスのプロレスラー養成所)
タイ
フィクションにおける養成所
フィクションの世界でもプロレスを題材とした漫画などのストーリーにプロレスラー養成所が登場している。
脚注