フランク・ジョゼフ・トーリ(Frank Joseph Torre, 1931年12月30日 - 2014年9月13日)は、アメリカ合衆国のプロ野球選手。前ロサンゼルス・ドジャース監督ジョー・トーリの実兄。
経歴
1951年にボストン・ブレーブス(現アトランタ・ブレーブス)と契約。1956年にメジャーデビュー。レギュラー一塁手ジョー・アドコックの守備固めを中心に111試合に出場。
1957年にレギュラーとなり、ブレーブスはウォーレン・スパーンやハンク・アーロンを擁しワールドシリーズに進出。ニューヨーク・ヤンキースを4勝3敗で破りワールドチャンピオンに輝いた。トーリも全7試合に出場し、2本塁打を記録した。
1958年に打率.309、6本塁打、55打点を記録。ブレーブスは2年連続でワールドシリーズに進出したが、ヤンキースに3勝4敗で破れ連覇はならなかった。
1961年オフにフィラデルフィア・フィリーズに移籍。1963年に引退。
三振が少なく、通算1482打数で三振はわずか64(23.2打数で1三振)だった。また守備も優れ、1957年と1958年にナショナルリーグ一塁手の守備率トップを記録した。通算守備率は.993。
1996年に心臓移植手術、2006年には腎臓移植手術を行った。2014年9月13日に死去[1]。
脚注
- ^ フランク・トーリ氏が死去 ブレーブスでWシリーズ制覇貢献スポーツニッポン2014年9月14日配信
外部リンク