フセヴォロドス・ゼリョニース(Vsevolods Zeļonijs、1973年2月23日 - )は、ラトビアのリガ出身の柔道選手。階級は73kg級。身長172cm[1]。
人物
7歳の時にサンボを始めると、その後に柔道も始めた[2]。ジュニアの頃は65kg級の選手として活躍していた。19歳の時にはヨーロッパ選手権で2位となり1992年バルセロナオリンピックにも出場するが、初戦で敗れた[1]。1993年から本格的に階級を71kg級に上げるが、1996年アトランタオリンピックには出場できなかった[1]。1997年の世界選手権では準決勝で地元フランスのクリストフ・ガグリアーノに合技で敗れるが3位となった。2000年のシドニーオリンピック73kg級では準々決勝でイタリアのジュゼッペ・マッダローニに注意で敗れるが、敗者復活戦を勝ち上がってラトビアの柔道選手として初となる銅メダルを獲得した[1]。その後、2004年アテネオリンピックと2008年北京オリンピックにも出場するが、ともに初戦で敗れた[1]。現在はラトビア柔道連盟事務総長とラトビアサンボ連盟の副会長を務めている[3][4]。
主な戦績
65kg級での戦績
71kg級での戦績
73kg級での戦績
脚注
外部リンク