オノレ (Honoré、本名 フィリップ・オノレ (Philippe Honoré)、1941年11月25日 - 2015年1月7日) はフランスの風刺画家・イラストレーター。
経歴
アリエ県ヴィシーに生まれ、1950年代末頃に母親とともにピレネー=アトランティック県ポーに越した[1]。
16歳のときからすでに新聞に挿絵を掲載し始めた[1]。最初はインダストリアルデザイナーとして採用されたが[1]、その後、風刺画家として『ル・モンド』、『リベラシオン』、『アラキリ』、『レザンロキュプティブル (Les Inrockuptibles)』、『ル・マガジーヌ・リテレール (Le Magazine littéraire)』など多くの新聞に風刺画を掲載した[2]。また、『プチ・ラルース』2010年版にもイラストを掲載している[3]。
1992年に活動を再開した『シャルリー・エブド』に参加し、以後、毎回風刺画を掲載していた。他の風刺画家とはかなり違った、木版画を思わせる画を描いている。
2015年1月7日のシャルリー・エブド襲撃事件でイスラム過激派に殺害された。
他の犠牲者とともにレジオンドヌール勲章シュヴァリエを授与された[4]。
脚注
関連項目