フィッシュ・ダンス

フィッシュ・ダンスは、神戸港メリケンパークに建つ高さ22mの巨大な鯉のオブジェ。1987年(昭和62年)に神戸開港120年を記念して設置された。世界的建築家フランク・ゲーリーが設計を、同じく安藤忠雄が監修を担当した芸術作品である。

亜鉛メッキ製金網の表面に赤錆が発生したことで、1999年(平成11年)に一般社団法人神戸港振興協会が錆対策のためにとシルバーからピンクに塗り替えた[1]が、「作品への侮辱」と建築家らからの批判を受け、2005年(平成17年)に竣工当時のシルバーに戻した。

別名「KOBE FISH」。全体を表現する金網は奥谷金網製作所が手掛けた[2]

この場所は鯉川の川尻に当たり、が踊っている姿をモチーフにしている。隣に「フィッシュダンスホール」という多目的ホールが同時に建てられ、現在は「フィッシュダンスカフェ&ホール」となっている。多目的ホールは社団法人一般社団法人神戸港振興協会が運営する「フィッシュダンス音楽練習場」[3]として利用されている。

交通アクセス

周辺の名所・文化施設

脚注

  1. ^ 無断で塗り替えていた 神戸港「フィッシュダンス」”. 神戸新聞 (2004年6月15日). 2007年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月15日閲覧。
  2. ^ KOBE FISH 物語”. 奥谷金網製作所. 2023年7月10日閲覧。
  3. ^ フィッシュダンス音楽練習場|一般社団法人神戸港振興協会 − PORT OF KOBE − at the Wayback Machine (archived 2017-09-10)

座標: 北緯34度41分05.5秒 東経135度11分22.5秒 / 北緯34.684861度 東経135.189583度 / 34.684861; 135.189583