ファニタ・ムーア(Juanita Moore, 1914年10月19日 - 2014年1月1日)は、アメリカ合衆国の女優である。映画『悲しみは空の彼方に』(1959年)のアニー・ジョンソン役で知られ、史上5人目のアフリカ系アメリカ人のアカデミー賞候補者となった[1]。
生涯
ミシシッピ州グリーンウッドで生まれ、カリフォルニア州ロサンゼルスで育った。
コットン・クラブでコーラスガールを務めた後、エキストラとなった。『ピンキー』(1949年)で映画デビューし[1]、その後は端役が続いた。『悲しみは空の彼方に』(1959年)でアニー・ジョンソンを務め、アカデミー助演女優賞やゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた[2]。
晩年にはテレビシリーズ『ER緊急救命室』や『Judging Amy』にゲスト出演した。
2013年4月23日、『悲しみは空の彼方に』のニュープリント版の上映の際にスーザン・コーナーと共に現れ、スタンディングオベーションを受けた[3]。
2014年1月1日、ロサンゼルスの自宅で99歳で自然死した。彼女はイングルウッド公園墓地(英語版)に埋葬された[1][4]。
参考文献
外部リンク