USSピーターソン (USS Peterson, DD-969) は、アメリカ海軍の駆逐艦。スプルーアンス級駆逐艦の7番艦。艦名はカール・ジェロルド・ピーターソン少佐に因む。
艦歴
ピーターソンは1974年4月29日にミシシッピ州パスカグーラのインガルス造船所で起工、1975年6月21日に進水、1977年7月9日に就役した。
就役後の1979年、ペルシャ湾に配備される。ピーターソンは中東派遣部隊の旗艦を務め、ペルシャ湾およびインド洋で活動した。ノーフォークに帰還すると、第10駆逐戦隊の戦闘効率賞を受賞した。翌80年も9月にペルシャ湾に展開し、活動後1981年3月に帰還する。
1981年12月1日、3度目の配備で地中海に向けて出航した。1982年7月、オーバーホールが行われる。9ヶ月に及ぶ改修では目標捕捉システムの改良、ファランクスCIWSの増設、通信および電子装備の増強が行われた。
1991年の改装工事でMk.41 VLSが搭載され、トマホーク巡航ミサイルによる対地攻撃能力が付与された。また、SH-2からSH-60に変更されたため、搭載機の対艦対潜能力が向上した。
ピーターソンは2002年10月4日に退役し、11月6日除籍された。2004年2月6日に標的艦となり沈没。
外部リンク