パスカル・タイヨ(Pascal Luc Tayot 1965年3月15日-) はフランスのジュヌヴィリエ出身の柔道選手。現役時代は86kg級の選手。身長188cm[1]。得意技は内股、腕挫十字固[2]。
人物
柔道は9歳の時に始めた。ジュニアの頃からフランスナショナルチームのコーチだった村上清の指導を受けていた[2]。ジュニア時代は78kg級で活躍していて、1984年には世界学生で優勝を飾った。1986年になると階級を86kg級に上げた。しかし、1988年ソウルオリンピックでは78kg級に階級を下げて出場すると、3回戦で世界チャンピオンの岡田弘隆に横四方固で一本勝ちしたが、準々決勝で西ドイツのフランク・ウィニケに敗れるなどして5位に終わった[1]。
1989年には階級を再び86kg級に上げた。1992年バルセロナオリンピックでは決勝まで進むが、オリンピック2階級制覇を狙うポーランドのバルデマール・レジェンに内股で有効と双手刈で効果を取られて敗れた[1]。1994年には家族とともに来日して全国各地で3ヶ月ほど修行を積んだ[2]。
主な戦績
78kg級での戦績
86kg級での戦績
78kg級での戦績
86kg級での戦績
脚注
外部リンク