バンダ・アチェ(インドネシア語: Kota Banda Aceh)は、インドネシアのスマトラ島北端に位置するアチェ州の州都であり、同州最大の都市である。
概説
人口約22万人。古くはコタラジャ(Kutaraja)と呼ばれた。バンダ・アチェのバンダはペルシャ語のバンダール(Bandar、日本語で港の意)に由来する。
アチェ川河口に発展した港町で、かつては胡椒の積出港として栄え、16世紀以来アチェ王国の王都であった。2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震と大津波によって地形が激変するほどの甚大な被害を受けた。その後、津波被害の記憶を記念館として残す事業を展開、2009年にアチェ津波博物館が開館している。
かつて内紛が起きていたが、津波後の2005年に休戦協定を締結した。
自然
気候
バンダ・アチェの気候
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月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
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最高気温記録 °C (°F)
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34.6 (94.3)
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37.0 (98.6)
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35.8 (96.4)
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36.0 (96.8)
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36.6 (97.9)
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37.0 (98.6)
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39.8 (103.6)
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39.0 (102.2)
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38.0 (100.4)
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36.0 (96.8)
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35.4 (95.7)
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36.1 (97)
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39.8 (103.6)
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平均最高気温 °C (°F)
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27.8 (82)
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28.8 (83.8)
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31.0 (87.8)
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32.0 (89.6)
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30.0 (86)
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30.3 (86.5)
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30.1 (86.2)
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30.9 (87.6)
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30.1 (86.2)
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30.5 (86.9)
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28.9 (84)
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27.9 (82.2)
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29.86 (85.73)
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日平均気温 °C (°F)
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25.9 (78.6)
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26.5 (79.7)
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27.3 (81.1)
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28.3 (82.9)
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27.6 (81.7)
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27.9 (82.2)
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27.5 (81.5)
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28.2 (82.8)
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27.4 (81.3)
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28.0 (82.4)
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26.8 (80.2)
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26.2 (79.2)
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27.3 (81.13)
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平均最低気温 °C (°F)
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24.1 (75.4)
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24.2 (75.6)
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23.7 (74.7)
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24.6 (76.3)
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25.2 (77.4)
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25.6 (78.1)
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24.9 (76.8)
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25.6 (78.1)
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24.7 (76.5)
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25.5 (77.9)
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24.7 (76.5)
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24.5 (76.1)
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24.78 (76.62)
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最低気温記録 °C (°F)
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18.0 (64.4)
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15.0 (59)
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15.6 (60.1)
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15.5 (59.9)
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13.0 (55.4)
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8.0 (46.4)
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16.5 (61.7)
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11.6 (52.9)
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17.8 (64)
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14.0 (57.2)
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11.4 (52.5)
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15.6 (60.1)
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8.0 (46.4)
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雨量 mm (inch)
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155 (6.1)
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103 (4.06)
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109 (4.29)
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121 (4.76)
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152 (5.98)
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90 (3.54)
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97 (3.82)
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107 (4.21)
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161 (6.34)
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194 (7.64)
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209 (8.23)
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236 (9.29)
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1,734 (68.26)
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出典:[1][2]
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宗教警察とシャリア
インドネシアで最も敬虔なイスラム教徒が居住する地域であり、宗教警察が存在し、イスラム教に反する行為に対しシャリア(イスラム法)に則り、逮捕する権限を持っている。2018年1月9日には、パンク・ロックの愛好者31人が宗教警察に拘束され、罰として丸刈りにされている[3]。
姉妹都市
脚注
外部リンク
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