バルーチスターン解放軍(バルーチスターンかいほうぐん、バローチー語: بلۏچستان آجوییء لشکر、英語: Balochi Liberation Army、ウルドゥー語: بلوچستان لبریشن آرم)は、パキスタン南西部(バルーチスターン)でバローチ人の分離独立国家を目指しているパキスタンの反政府武装勢力。欧州連合[1]やアメリカ合衆国[2]などからはテロ組織として指定されている。日本では、バルチスタン解放軍(BLA)、あるいはバルチ解放軍[3]として報道されている。
概要
1980年代はアフガニスタン紛争 (1978年-1989年)でムジャヒディンを支援するパキスタン政府に対抗したソビエト連邦とアフガニスタン民主共和国やインドから支援を受けていたとされる[4][5][6][7][8]。
2000年代に入り、バルーチスターン地方(主にバローチスターン州)のパキスタンからの分離独立を目的に組織化されたと考えられている。
バルーチスターン地方では、他の武装組織としてバルチスタン解放戦線(BLF)、バルチスタン共和国軍(BRA)バルーチ・ラージ・アージョイ・サンガル(BRAS)が活動している。
2001年以降の主要な事件
- 2017年4月21日 - バルチスタン州都クエッタで、BLA等の戦闘員約500人が政府に投降する事を示す式典に出席し、当局に武器を手渡し、パキスタンへの忠誠を誓った[9]。
脚注
出典
外部リンク