バリューアライアンス(英: Value Alliance)は、アジア太平洋地域の格安航空会社による航空連合である[1][2][3]。世界で初めて多国間の格安航空会社によって設立された国際航空連合である[注 1]。なお、2023年10月9日時点でウェブサイトはトップページ以外は閲覧できなくなっており[4]現状は不明。
概要
2016年5月に6カ国8社により設立され、現在は4カ国5社が加盟している。
エア・ブラック・ボックス社が開発した国際航空運送協会 (IATA) が制定したXMLベースの新たなデータ伝送規格であるIATA NDCに準拠したウェブシステムを採用する。
従来個別に予約する必要があった加盟航空会社間の乗り継ぎ予約を、付帯サービスの購入、座席指定などを含めてワンストップで可能とするサービスを提供とする予定である[5]。
2019年現在、一部の航空券の予約販売提携を実施しているが、コードシェア、インターライン提携などは実施していない[6]。
加盟航空会社
メンバー
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画像
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本拠地
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加盟年
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路線数
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保有機数
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セブパシフィック航空 (CEBU PACIFIC)
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フィリピン
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000000002016-05-16-00002016年5月16日
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98
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62
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セブゴー (CEBGO)
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フィリピン
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000000002016-05-16-00002016年5月16日
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12
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5
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チェジュ航空 (JEJU AIR)
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韓国
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000000002016-05-16-00002016年5月16日
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58
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38
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ノックエア (NOK AIR)
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タイ
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000000002016-05-16-00002016年5月16日
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27
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33
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スクート (SCOOT)
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シンガポール
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000000002016-05-16-00002016年5月16日
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62
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40
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- かつて参加していた航空会社
脚注
注釈
- ^ 格安航空会社による航空連合としては、2016年1月に設立された中国の格安航空会社4社(のちに韓国の格安航空会社も加盟)によるU-FLYが先行するが、多国間の航空連合としてはバリューアライアンスが世界初となる。
出典
外部リンク