ハーイル(アラビア語: حائل)はサウジアラビアの都市。サウジアラビアの北中部に位置し、ハーイル州の州都である。
地理
首都リヤードの北西約700キロメートル、マディーナの北東約400キロメートルの地にあり、付近には標高約1,400メートルのアジャー山と標高約1,100メートルのサルマー山がそびえる。
歴史
歴史的に同市は、マッカへ巡礼隊商ルートにおける重要な滞在地であった[1]。
ジャバル・シャンマル王国の首都であったが、1921年、ハーイル征服(英語版)により、ナジュド・スルタン国次いでナジュド及びヒジャーズ王国、サウジアラビアの支配下となる。
経済
「プリンス・アブドゥルアズィーズ・ビン・ムサーイド経済都市(英語版)」の建設が進められている。
交通
ハーイル地方空港がある。
教育
国立大学のハーイル大学が設置されている。
脚注
- ^ “HAIL City”. Prince Abdulaziz Bin Mousaed - Economic City (PABMEC). 2013年2月20日閲覧。
外部リンク