|
この項目では、スリランカの県について説明しています。都市については「ハンバントタ」をご覧ください。 |
ハンバントタ県(ハンバントタけん、シンハラ語: හම්බන්තොට දිස්ත්රික්කය、タミル語: அம்பாந்தோட்டை மாவட்டம்、英語: Hambantota District)は、スリランカ南海岸の南部州に属する県。面積は2,609 km²で、非常に乾燥した気候をしている。県都はハンバントタ。その他の主要な町としてはタンガッラ、アンバラントタ(英語版)、ティッサマハーラーマ(英語版)、それにベリアッタ(英語版)が存在する。
1948年のスリランカ独立以前の近代的な開発が行われる前は、この地域では焼畑農業や灌漑無しの水田稲作といった特徴的な農業が行われていた。高地ではkurakkan(シコクビエ)やトウモロコシといった穀物の栽培が行われた。
地理
ハンバントタ県はスリランカ南海岸のインド洋に面した平野部にあり、東西に並ぶ南部州3県の中で東側に位置する。県自体も東西に伸びた形をしており、西でマータラ県、北西でサバラガムワ州のラトゥナプラ県、北でウバ州のモナラーガラ県、北東で東部州のアンパーラ県と接する。県庁所在地であるハンバントタは、県の東西中央南側のインド洋に面した沿岸部に位置している。
主要な都市及び町
主要港湾
人口動態
2012年現在のハンバントタ県の人口は595,877人[1]。2001年の調査では人口の96%が農村部に居住していた。失業率は13.4%であり、これは当時の全国平均8.3%と比較して高い数字である。就業人口の42.2%が農業部門に従事しており、23.3%が鉱工業部門、残りの34.5%がサービス部門であった。[2]
民族
宗教
参考文献
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
ハンバントタ県に関連するカテゴリがあります。