ハナハマサジ

ハナハマサジ
ハナハマサジ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ナデシコ亜綱 Caryophyliiidae
: イソマツ目 Plunbaginales
: イソマツ科 Plumbaginaceae
: イソマツ属 Limonium
: ハナハマサジ
Limonium sinuatum
学名
Limonium sinuatum (L.) Miller
和名
ハナハマサジ、スターチス、リモニウム
英名
Wavyleaf sea-lavender、Statice、Limonium

ハナハマサジ学名Limonium sinuatum英名:Wavyleaf sea-lavender)は、イソマツ科イソマツ属に属する多年草または一年草で、イソマツ属の中では、最も広く栽培されており、半耐寒性の短命な宿根草である。

高さ45cm程度で、は直立し、角張っていて翼があって葉のように見える。は槍形で、葉縁はしばしば波打ち、浅く裂ける。花期は夏から初秋。茎の先に円錐花序または穂状花序をつけ、個々のは筒状である。萼片は青や紫、白、黄、桃色など多色で目立ち、花弁は白くて小さい。

栽培では1年草として育てられる。観賞用、切り花に用いられるほか、花がしぼんだ後もがくは残り、乾かしても色落ちしないのでドライフラワーによく用いる。

別名でもあるスターチス(Statice)は、イソマツ属の旧属名(シノニム)であり、現在では植物学上の呼称変更により、リモニウム(Limonium)と呼ばれることが多くなった。

参考文献

  • 英国王立園芸協会監修、クリストファー・ブリッケル編集、塚本洋太郎監訳 『すべての園芸家のための花と植物百科』 同朋舎出版、1992、ISBN 4-8104-1013-7