ハインツ・リンドナー(Heinz Lindner 、1990年7月17日 - )は、オーストリア・リンツ出身のプロサッカー選手。オーストリア代表。FCシオン所属。ポジションはゴールキーパー。
経歴
オーストリア・ブンデスリーガに属するLASKリンツ及び名門FKアウストリア・ウィーンのアカデミー出身。アカデミー卒業後、18歳でプロ契約を結びセカンドチームを経て2010年にトップチームの一員としてオーストリア・ブンデスリーガでのデビューを果たす。
同期のチームメートにはダヴィド・アラバ(現FCバイエルン・ミュンヘン)、アレクサンダル・ドラゴヴィッチ(現レスター・シティFC)、ユリアン・バウムガルトリンガー(現バイエル・レバークーゼン)、ズラトコ・ユヌゾヴィッチ(現ヴェルダー・ブレーメン)らがいる。
FKアウストリア・ウィーンではUEFAチャンピオンズリーグ本大会、UEFAヨーロッパリーグ本大会、オーストリア・ブンデスリーガを含めた公式戦202試合に出場し、77試合を無失点で抑えた。
2015年1月、リーガ・エスパニョーラ・プリメーラ・ディビシオンのコルドバCFから獲得オファーがあったが、選手本人はこの移籍を自ら断り[1]、同年7月にドイツ・ブンデスリーガ1部に属するアイントラハト・フランクフルトへの移籍を選択した[2]。
2017年7月、スイス・スーパーリーグ1部に属するグラスホッパー・クラブ・チューリッヒに移籍。2017-18年シーズンはリーグ戦第1節からフル出場を続けている[3]。
チューリッヒ退団後、3か月もの間未所属が続いたが、2019年10月、ドイツのSVヴェーエン・ヴィースバーデンへ加入した。
2020年9月、FCバーゼルと2023年までの契約を結んだ[4]。
2022年6月26日、FCシオンに移籍した[5]。
タイトル
クラブ
- FKアウストリア・ウィーン
個人
代表歴
2012年6月の親善試合・ウクライナ代表戦でA代表初キャップ[6]。
2016年にフランスで開催されたUEFA欧州選手権本大会までは控えGKの立場であったが、2017年に入ってから2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではフル出場を果たしている[7]。
脚注
外部リンク