ノーザンリーグ(Northern League)はアメリカ合衆国中西部からカナダにかけて活動していたプロ野球独立リーグ。
概要
1993年からリーグ戦を開始。
1999年、別の独立リーグであったノースイースト・リーグと合併。それに伴い、ノーザンリーグはノーザンリーグ・セントラル、ノースイースト・リーグはノーザンリーグ・イーストとなり、2つの地区でリーグ戦を行い、地区優勝したチーム同士がリーグ優勝をかけて戦った。
2002年のリーグ戦終了後、ノーザンリーグ・イーストは再びノースイースト・リーグとして独立。ノーザンリーグ・セントラルも従来のノーザンリーグへとリーグ名を戻した。
ノースイースト・リーグは、2005年にカナディアン・アメリカン・リーグとなる。
2011年、ノーザンリーグはユナイテッドリーグ・ベースボール、ゴールデンベースボールリーグと合併し、ノース・アメリカン・リーグとなった。
リーグ構成球団
リーグ解散時のチーム
過去に加盟していたチーム
- ノーザンリーグ(ノーザンリーグ・セントラル)
- ノースイースト・リーグ(ノーザンリーグ・イースト)
歴代優勝チーム
日本からの資本参加
2004年4月、アメリカで野球学校「インターナショナル・ベースボール・アカデミー」を経営する三沢博明とIT企業社長の樋口直人がカルガリーに設立した会社に対し、リーグはチームのフランチャイズを与えた。彼らは「カルガリー・フォース」という名前の新球団を設立し、日本からも選手を集めた上で2005年から加盟する予定であった[1]。2004年10月には大阪の万博公園野球場でトライアウトも実施している。
この「カルガリー・フォース」の顧問には江本孟紀が就任する予定となっており、三沢と樋口はこの球団の経営と連動して日本でも独立リーグの日本独立リーグを設立・運営する構想を持っていた。これらの動きに呼応して、リーグも2005年度のウィンターミーティングを2004年10月に東京で開催した[2]。
しかし、彼らがリーグに約束した本拠地スタジアムの改修(工費は1000万ドル)をはじめとする具体的な動きがなく、2004年12月の段階でも最小限のスタッフしかいなかった。このため、リーグは二人の会社に与えたフランチャイズを取り消し、地元の経営者にチームを委ねることになった。チームは2005年にカルガリー・ヴァイパーズとして発足した。上記のトライアウトの報道では10人程度を合格させるとされていたが、合格者のその後については不明である。
日本人選手
- 投手
- 捕手
- 内野手
- 宮﨑一彰(アディロンダック・ランバージャックス、1999)
- 外野手
外部リンク