ネココン

ネココン / Nekocon
状況 年一回開催中
会場 ハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センター
会場所在地 ヴァージニア州 ハンプトン
開催国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
初回開催 1998年
来場者数

2,368名 (2004年)

3,600名 (2008年)
主催 ワルイネコ・エンターテインメント
ウェブサイト
http://www.nekocon.com

ネココン (Nekocon) とは、 アメリカ合衆国ヴァージニア州ハンプトン・ローズ区域において、伝統的に毎年11月の第1週のウィークエンドに開催されるアニメ・コンヴェンションである。'Nekocon'の名称は、日本語を意味する単語ローマ字表記の'Neko'とコンヴェンション略語である'Con'の合成語であり、ネココンの最古参マスコットであるレイコ(Reiko)と同様に一般が連想するアニメ猫娘を由来とする。

最初は1998年に、多くの同様なコンヴェンションの生誕地であるヴァージニア・ビーチにて創設されたこの催事は、肥大化する出席者数に応じて受け容れ可能なスペースを有するハンプトン・ローズ地域内の様々な場所で継続されてきた。2005年にコンヴェンションの所有権はチビ・ネコ・エンターテインメント(Chibi Neko Entertainment)からワルイネコ・エンターテインメント(WaruiNeko Entertainment)へと受け継がれ、会場もまたヴァージニア州ハンプトンにある新装のハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センターに移行することとなった。

催事

ネココンはアニメ・コンヴェンションに共通の多くの行事を呼び物としている。声優監督事業プロデューサーの他、アニメ・エンターテインメント産業に関わる人物が登場し、質疑応答や討論を行う。

催事には、コスプレコンテストカラオケ、ノンストップ・アニメ鑑賞用ヴィデオ・ルーム、アニメ・ミュージック・ヴィデオ(AMV)コンテスト、ダンスに加えて、来場者が新情報を得られたり、他の参加者とともにアニメや日本文化について話し合えたり、ゲストとの会談も楽しめたりするパネル・ディスカッションワークショップとが含まれる。

またネココンでは、アニメをテーマにしたライヴ・アクションRPGや、RCカーレースに参加する機会を提供しており、2011年にはスクリューアタック(Screwattack)によるアイアン・マン・オブ・ゲーミング選手権を主催する。

開催歴

開催日 会場 参加者数 ゲスト (姓・名 アルファベット順)
1998年10月2~4日 ヴァージニア州 ヴァージニア・ビーチ ホリデイ・イン・エグゼクティヴ・センター 506名 トリスタン・マキャヴェリー[1]
1999年11月5~7日 ヴァージニア州 ヴァージニア・ビーチ ホリデイ・イン・エグゼクティヴ・センター 1,048名 スティーヴ・ベネット(Steve Bennett)、マイケル・ブレイディ、コーリン・ドーラン(Colleen Doran)、パット・デューク、クニ・キムラ、北爪宏幸、トリスタン・マキャヴェリー、スティーヴ・パール、ジャン・スコット=フレイザー、エリン・ウィンクラー、吉田寿史[2]
2000年10月27~29日 ヴァージニア州 チェサピーク ホリデイ・イン / チェサピーク・カンフェレンス・センター 1,100名 スティーヴ・ベネット、マイケル・ブレイディ、ロバート・デ・ヘズース、コーリン・ドーラン、ニッキー・フロバーグ、エリザベス・カーケンダル、シン・クロカワ、レイチェル・リリス(Rachael Lillis)、トリスタン・マキャヴェリー、ジャン・スコット=フレイザー[3]
2001年10月26~28日 ヴァージニア州 ヴァージニア・ビーチ ホリデイ・イン・エグゼクティヴ・センター ニッキー・フロバーグ[4]
2002年11月8~10日 ヴァージニア州 ヴァージニア・ビーチ ホリデイ・イン・エグゼクティヴ・センター ジョン・バレット(John Barrett)、スティーヴ・ベネット、T・キャンベル(T. Campbell)、ロバート・デ・ヘズース、カラ・デニソン、コーリン・ドーラン、ブライアン・ドラモンド、フレッド・ペリー(Fred Perry)、ディブ・ラバイ、ジャン・スコット=フレイザー、ローザリク・リッキー・サイモンズ(Rosearik Rikki Simons)、ジェフ・トンプソン、タヴィーシャ・ウルフガース=サイモンズ、吉田寿史[5]
2003年11月7~9日 ヴァージニア州 ヴァージニア・ビーチ ホリデイ・イン・エグゼクティヴ・センター 1,600名 グレッグ・エアーズ(Greg Ayres)、スティーヴ・ベネット、エミリ・デ・ヘズース、ロバート・デ・ヘズース、クリスティ・リュウスキー(Christy Lijewski)、クリス・パットン(Chris Patton)、フレッド・ペリー、ディブ・ラバイ、モニカ・ライアル、ジャン・スコット=フレイザー[6]
2004年11月5~7日 ヴァージニア州 チェサピーク チェサピーク・コンヴェンション・センター 2,368名 グレッグ・エアーズ、スティーヴ・ベネット、ティム・バックリィ、エミリ・デ・ヘズース、ロバート・デ・ヘズース、ディジー、ティファニー・グラント、トリッシュ・ルドー、フレッド・ペリー、モニカ・ライアル、キャリー・サヴェージ、ジャン・スコット=フレイザー、マイケル・ムーキー・テラッチアーノ(Michael "Mookie" Terracciano)、ショーン・ザ・タッチド、吉田寿史[7]
2005年11月4~6日 ヴァージニア州 ハンプトン ハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センター 2,087名 グレッグ・エアーズ、ローラ・ベイリー、スティーヴ・ベネット、コリーン・クリンケンビアード(Colleen Clinkenbeard)、ジェイソン・カンバーレッジ、エミリ・デ・ヘズース、ロバート・デ・ヘズース、ディジー、ジェリー・ジュエル(Jerry Jewell)、マイク・マクファーランド(Mike McFarland)、ノヴァブレィド・ストゥーディオス、ジェン・スターリング、ルネ・スターリング、ソニー・ストレイト(Sonny Strait)、ドニー・スタージェス、マイケル・ムーキー・テラッチアーノ、ダニー・ヴァレンティーニ[8]
2006年11月3~5日 ヴァージニア州 ハンプトン ハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センター 2,688名 クリス・エアーズ(Chris Ayres)、グレッグ・エアーズ、JLブラウン、リュシー・クリスチャン(Luci Christian)、ジェイソン・カンバーレッジ、エミリ・デ・ヘズース、ロバート・デ・ヘズース、ブライアン・ゴッドウィン、ティファニー・グラント、マイク・ホール、ブリトニー・カボゥスキー(Brittney Karbowski)、デイヴ・リスター、モニカ・ライアル、ダグ・スミス、ジェン・スターリング、ルネ・スターリング、ドニー・スタージェス、ダニー・ヴァレンティーニ[9]
2007年11月2~4日 ヴァージニア州 ハンプトン ハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センター 3,249名 クリス・エアーズ、グレッグ・エアーズ、トロイ・ベイカー、エイリック・ブラックウルフ、ロン・チウ、エミリ・デ・ヘズース、アーロン・ディスミューク(Aaron Dismuke)、ダニエル・ケヴィン・ハリソン、ジェリー・ジュエル、ミシェル・ノッツ(Michele Knotz)、ベティーナ・M・カーコスキ、クリスティ・リュウスキー、デイヴ・リスター、クリス・”キーリカ”・マローン、ビル・ロジャース(Bill Rogers)、レオ・サンダース、ジョー・シルヴァー、ドニー・スタージェス、ジェイミー・スタージェス、マイケル・ムーキー・テラッチアーノ、ダニー・ヴァレンティーニ、トラヴィス・ウィリンガム(Travis Willingham)[10]
2008年11月7~9日 ヴァージニア州 ハンプトン ハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センター 3,653名 クリス・エアーズ、グレッグ・エアーズ、トロイ・ベイカー、エミリ・デ・ヘズース、ロバート・デ・ヘズース、アーロン・ディスミューク、エコストリーム、GPKISM、モハンマド・“ホーク”・ハーク(Mohammad "Hawk" Haque)、ジェリー・ジュエル、デイヴ・リスター、スティーヴン・ナピアスキー、アナンス・パナガリヤ(Ananth Panagariya)[11]
2009年11月6~8日 ヴァージニア州 ハンプトン ハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センター 3,429名 コリーン・クリンケンビアード、リチャード・エプカー、ニュートン・イーウェル(Newton Ewell)、エコストリーム、ケイトリン・グラス(Caitlin Glass)、マイク・ホール、カイル・エベール、スティーヴン・ナピアスキー、トニー・オリヴァー、フレッド・ペリー、エリン・スターン(Ellyn Stern)、ドニー・スタージェス、ジェイミー・スタージェス、スイサイド・アリー、テインテッド・リアリティ(Tainted Reality)、ダニー・ヴァレンティーニ[12]
2010年11月5~7日 ヴァージニア州 ハンプトン ハンプトン・ローズ・コンヴェンション・センター 3,788名 リチャード・イアン・コックス(Richard Ian Cox)、ニュートン・イーウェル、ヤン・”カーン”・ギャグニー、メアリ・”カイト”・ギャレン、テインテッド・リアリティ、ザ・サウンド・ビー HD、クリス・ラガー(Chris Rager)、明美ソロウェイ、クリスティーナ・ヴィー[13]

参照

  1. ^ Nekocon 1998 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  2. ^ Nekocon 1999 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  3. ^ Nekocon 2000 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  4. ^ Nekocon 2001 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  5. ^ Nekocon 2002 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  6. ^ Nekocon 2003 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  7. ^ Nekocon 2004 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  8. ^ Nekocon 2005 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  9. ^ Nekocon 2006 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  10. ^ Nekocon 2007 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  11. ^ Nekocon 2008 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  12. ^ Nekocon 2009 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。
  13. ^ Nekocon 2010 Information”. AnimeCons.com. 2011年8月13日閲覧。

外部リンク