ニッキー・サラプ(Nicky Salapu, 1980年9月13日 - )は、アメリカ領サモア・パゴパゴ出身の元サッカー選手。
来歴
2000年から2008年まで国内(FFASサッカーリーグ)のパンサ・イーストFCに所属。その後は、オーストリア地域リーグのSCマウアーバッハやインドネシア・スーパーリーグのミトラ・クカールFCでプレーした。
アメリカ領サモア代表では2001年からワールドカップ予選などに出場している。このうち、2001年4月11日にオーストラリアで行われたオーストラリア代表との試合にも出場し、国際Aマッチワースト記録となる1試合31被ゴールを浴びた(詳細は、オーストラリア 31-0 アメリカ領サモア参照)。この試合がトラウマになり、以後のサッカー人生にも影響を与えたと2013年イギリス製作の映画『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』に出演した際、語った[1]。アメリカ領サモア代表としては最多の17試合に出場している。
2007年にサモアで行われたパシフィックゲームズでは、ハワイからの便に乗り遅れたため出場できず、17歳のジョーダン・ペニツシ(英語版)が代わりに出場した。最終戦のトンガ戦には間に合ったが、起用されることはなかった。
2008年に一旦現役を引退し、アメリカ合衆国本土に移住するも後に現役復帰。2011年11月22日に行われたワールドカップ・オセアニア1次予選のトンガ戦では1失点に抑え、代表の1983年のウォリス・フツナ戦以来の勝利と[2]1994年以来17年間で30連敗中だったFIFA公式戦初勝利に貢献した[3][4]。
代表歴
アメリカ領サモア代表(2001-)17試合0得点
出場大会
脚注
外部リンク