ドナブリーニ(欧字名:Donna Blini、2003年3月27日 - )は、イギリスで生産された競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2005年のチェヴァリーパークステークス。
日本においては、重賞2勝のドナウブルー、7冠牝馬ジェンティルドンナの母として知られる。
戦績
現役時代はイギリスで走り11戦4勝。スプリント路線で活躍し、2歳時にチェリーヒントンステークス(GII・芝6f)とチェヴァリーパークステークス(GI・芝6f)を制した[3]。
年度別競走成績
- 2005年(4戦3勝) - チェリーヒントンステークス(GII)、チェヴァリーパークステークス(GI)[4]
- 2006年(7戦1勝)[4]
繁殖牝馬時代
2006年のタタソールズ・ディセンバーセールで吉田勝己によって50万ギニー(当時のレートで約1億2000万円[5])で落札され、日本のノーザンファームで繁殖入りした[6]。
2012年には2番仔のジェンティルドンナ(父ディープインパクト)が牝馬三冠とジャパンカップ(GI)を制し、年度代表馬に選出される。同馬は最終的に国内外でGIを7勝し、顕彰馬に選出された[7]。また、ジェンティルドンナの全姉のドナウブルーも京都牝馬ステークス(GIII)と関屋記念(GIII)を制している[8]。
2022年にはジェンティルドンナ産駒のジェラルディーナがエリザベス女王杯を制し、3世代連続でのGI制覇を達成している。
2023年7月24日付で繁殖牝馬を引退(用途変更)[9]。引き続き繋用されており、リードホースをしていることがキャロットクラブの会報誌にて判明した。[10]。
繁殖成績
血統表
参考
外部リンク