トレンガヌ州(トレンガヌしゅう、ラテン文字: Terengganu, アラビア文字: ترڠڬانو )は、マレーシアの州。
概要
マレー半島東海岸における北部に位置し、西をクランタン州、南をパハン州に隣接する。東岸は南シナ海に面している。レダン島(Pulau Redang)、プルフンティアン島(英語版)(Pulau Perhentian)、カパス島(英語版)(Pulau Kapas)もこの州の一部である。
中国語では「丁加奴」と記される。15世紀に明の鄭和が寄航した「丁機宜」もここと比定されている。
スルターンが治めている立憲君主制をとる。トレンガヌ州のスルターンに対する尊称は「Darul Iman」。
州都はクアラ・トレンガヌである。
隣接州
州政府の地方行政区分
地方自治体
- クアラ・トレンガヌ特別市(Majlis Bandaraya Kuala Terengganu)
- クママン市(Majlis Perbandaran Kemaman)
- ドゥングン市(Majlis Perbandaran Dungun)
- ブスッ町(Majlis Daerah Besut)
- ハル・トレガンヌ町(Majlis Daerah Hulu Terengganu)
- マラン町(Majlis Daerah Marang)
- スティウ町(Majlis Daerah Setiu)
産業
沿岸部の一部で石油や天然ガスの採掘が行われているものの、農業や漁業が中心である。
また、クアラ・トレンガヌから南へ数十キロ下ったドゥングン郡ランタウ・アバン村には、ウミガメが産卵する白い砂浜がある。透明な海に恵まれている事から、マリンスポーツなども盛んで、レダン島などの沿岸島嶼にはリゾートなどの開発も進められている。
名物
脚注
関連項目
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