トレフガン男爵 Baron Trefgarne
紋章記述 Arms:Or a Dragon rampant Gules over all a Bend Azure charged with a Leek of the first between two Thistles stalked and leaved proper Crest:A Palm Tree suspended therefrom by a Strap proper an Escutcheon Or charged with a Portcullis chained Gules Supporters:On either side a Herefordshire Bull proper charged on the shoulder with an Escutcheon Or thereon a Portcullis chained Sable
創設時期	1947年1月21日
創設者	ジョージ6世
貴族	連合王国貴族
初代	初代男爵ジョージ・モーガン・ガーロ＝ジョーンズ（英語版）
現所有者	2代男爵デイヴィッド・トレフガン
相続人	ジョージ・トレフガン閣下
相続資格	初代男爵の嫡出直系男子
付随称号	なし
現況	存続
邸宅	オールド・バーン
モットー	理性と助言によって (Ratione Et Concilio)

トレフガン男爵 (英: Baron Trefgarne) はイギリスの男爵、連合王国貴族。

労働党の政治家ジョージ・モーガン・ガーロ＝ジョーンズ（英語版）が1947年に叙位されたことに始まる。

ジョージ・モーガン・ガーロ＝ジョーンズ（英語版）(1894-1960)は法曹界出身にして『デイリー・ディスパッチ紙』編集者を務めた人物で、のちに政界に転じて庶民院議員として活動した。彼は1947年1月21日に連合王国貴族爵位「ペンブルック州クレドーのトレフガン男爵 (Baron Trefgarne, of Cleddau in the County of Pembroke)」 に叙された^[1][2]彼は平型捺印証書（英語版）により、トレフガン姓を父称した。^[3]。彼が1960年に亡くなると、その息子デイヴィッドが爵位を継承した。

2代男爵デイヴィッド(1970-)は保守党の政治家で、サッチャー内閣下の貿易担当相（英語版）や国防運用相（英語版）を歴任した^[2]。彼は1999年貴族院法制定以降も貴族院に籍を置く世襲貴族の一人で、貴族制度全廃を目指すグロコット卿（英語版）の法案審議に際して議事妨害を敢行、廃案に追い込んだ^[4]。その彼が2020年現在のトレフガン男爵家現当主である。

爵位にかかるモットーは、『理性と助言によって(Ratione Et Concilio )』^[1]。

一族の邸宅は、サリー州ホーセル（英語版）近郊のオールド・バーン(Old Barn)^[1]。

• 初代トレフガン男爵ジョージ・モーガン・ガーロ＝ジョーンズ（英語版）（1894年 – 1960年） ※1954年にトレフガン姓に改姓
• 第2代トレフガン男爵デイヴィッド・ガーロ・トレフガン（1941年 - ）

法定推定相続人は現当主の息子であるジョージ・ガーロ・トレフガン閣下（1970年 - ）^[2]。

法定推定相続人の法定推定相続人はその息子ウィリアム・デイヴィッド・ガーロ・トレフガン(2010-)。

• 1999年貴族院改革後における世襲貴族在籍議員一覧