トレド(USS Toledo, CA-133)は、アメリカ海軍の重巡洋艦。ボルチモア級重巡洋艦の12番艦。艦名はオハイオ州トレドに因む。その名を持つ艦としては2隻目。
艦歴
トレドは1943年9月13日にニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で起工し、1945年5月6日にエドワード・J・モーン夫人によって進水する。1946年10月27日にフィラデルフィア海軍工廠でオーガスト・J・デッツアー・ジュニア艦長の指揮下就役した。
トレドは1947年1月6日に西インド諸島への2ヶ月に及ぶ訓練巡航に出航した。グアンタナモ湾での整調訓練後、トレドはアメリカ領ヴァージン諸島のセント・トーマス島、ジャマイカのキングストン、ハイチのポルトープランスを訪れ、その後フィラデルフィアに帰還し3週間の信頼性試験を行う。4月14日にフィラデルフィアを出航、大西洋横断に向かう。トレドは地中海からスエズ運河を通過し、インド洋を抜け6月15日に横須賀に到着した。日本および韓国の港を訪れ、10月まで占領軍の支援に従事した。10月21日に横須賀を出航し、最初の太平洋横断を行う。真珠湾を経由し11月5日にカリフォルニア州ロングビーチに到着した。
トレドは朝鮮戦争の戦功で5個の従軍星章を受章した。
関連項目
外部リンク